美容ジャーナリストの第一人者・齋藤薫さんが語る、化粧品ギフトの選び方、贈り方。
肌に、体に、髪に、浄化する悦楽を。SABON(サボン)は、うっとりするほど美しい夢を見られる桃源郷。贈られる人だけでなく、贈る人をもワクワクさせてくれる。
サボンが私たちを魅了して止まないのはなぜ?
いつも思う。私たちはなぜこんなにサボンの世界に心惹かれるのだろうと。人を魅了して止まない不思議な力の正体とは何なのかと。そもそも15年前のサボン日本上陸は今振り返っても非常にドラマチックなものであり、それ以降、美容の意味が少なからず変わった。一言で言って、サボンはコスメブランドである前に、もっと壮大な美意識が息づく異世界で、一歩足を踏み入れれば、うっとりするほど美しい夢を見られる桃源郷であるからなのだ。
もともと私たち日本人にとっては神秘的ですらある国、イスラエル生まれ。複数の宗教が重なり合う複雑さと、重い歴史と宿命を背負った聖地だからこそ、近寄りがたいほどの崇高さを感じさせる一方、じつは美肌大国である上に、世界有数の美女の産地という側面を持っている。それもこの地が、身も心も清らかなる者へという“浄化”を大切にしてきた歴史があるからだろう。文字通りの浄化と癒しを求め、世界中から人々が訪れる奇跡の死海を擁するのはもちろん、世界最古の公衆浴場も、この地で生まれたとされるのだ。
思えば日本でも古くから、塩をお浄めに使い、神に近づくに足る存在になるため、自らを川や海で洗い浄める水浴行為を禊としてきた。つまりは日本人の魂とも響き合うものがそこにある。「自らを浄める行為が、別格の美しさを宿すこと」そうした哲学のもとに生まれたから、私たちは強烈にサボンに惹きつけられるのではないのか?
サボン自体が地球からのかけがえのない贈りもの
そしてサボンは、贈り贈られることをとりわけ大切に考える。それはサボン自体、地球からのかけがえのない贈りものであり、人から人へ手渡すことで自然の素晴らしさを分かち合うことになるからだろう。サボンのラッピングに特別なもてなしの温もりを感じるのもきっとそれがため。そしてサボンを贈ると、誰もが目を輝かせ、思わず感嘆の声をあげるのもそのせいなのだ。
1997年誕生以来のベストセラー、ボディスクラブはまさに“落としながら潤す”ことでスクラブの概念を覆し、底知れぬ死海の効果と地中海沿岸に生息する植物の力強いエネルギーの黄金比が見事な一品。ミネラルを濃厚に含む塩の一粒一粒をボタニカルオイルで包むソルト・イン・オイル処方で、このうえなくラグジュアリーな浄化のリチュアルを生み出した。
またラベンダーの豊かな香り広がるフェイスポリッシャーは、エステティシャンの手にかかったように、毛穴の目立たない柔肌に導く2in1スクラブ洗顔。そして進化したヘッドスクラブは、死海の塩で頭皮を心地よくディープクレンジングしながら潤して整えハリコシある輝く美髪へ……。いずれも妖艶なまでの麗しい香りに体ごと包まれる快感と、死海で浄化する悦楽に誘い込む。まさに魔法!
かくも耽美的な体験を知らずにいるなんてもったいない、それがギフトの目的になるほど、贈る人をもワクワクさせるのが、サボンなのである。
◆「フェイスポリッシャー リラクシング」
泡立て不要のスクラブ洗顔は、なめらかなクリーム状のテクスチャーがたっぷりの潤いで肌を包み込み、古い角質や毛穴の汚れを優しくオフ。肌をほぐすようにマッサージすれば、輝きを放つフレッシュな肌に。
◆「ボディスクラブ デリケート・ジャスミン&ハートスプーン」
ミネラル豊富な死海の塩が肌をなめらかに磨き上げるボディスクラブは、サボンを代表するアイテム。ジャスミンやイランイランの澄んだ香りが、心を落ち着かせ、至福のバスタイムへと導く。
◆「ヘッドスクラブ リプレニッシング」
発売以来大人気のヘッドスクラブが、2023年秋にパワーアップ。頭皮や毛穴の余分な皮脂や汚れをすっきり取り除き、ヘッドスパに行ったかのような爽快感とハリコシのある艶やかな美髪仕上がりを体験できる。
SABON店舗のウォータースタンドにてアイテムを体験し、「CREAを見た」と伝えると、ボディスクラブ デリケート・ジャスミンのミニサイズ(15g)をプレゼント。2024年3月31日(日)まで。
※おひとり様1点限り、なくなり次第終了
※プレゼントの内容は変更になる場合があります
SABON Japan
フリーダイヤル 0120-380-688(9:00~21:00 年末年始を除く)
https://www.sabon.co.jp/
齋藤 薫(さいとう・かおる)
女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌で多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。CREAには1989年の創刊以来、常に寄稿している。
齋藤 薫「美を贈る」
2023.12.18(月)
文=齋藤薫
写真=Yuki Saito
スタイリング=小笠原夏未
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