この記事の連載

自然と「伝えたい」気持ちがわき上がってくる!

伊藤雅子さん(44歳/トレーニング歴3年)

 ヨガの経験から「長期間努力すれば必ず変化する」と信じていたので、コアフェイストレーニングにもコツコツとはげみました。3カ月ほど続けて顔に変化が感じられたころ、思いがけず性格にも大きな変化があって。外見以上に、内面の変わりように自分でも驚いています。

【before】人に教える立場なのに話すのが苦手

 私はヨガのインストラクターでありながら、人前で話すのが苦手で、いつも無表情……第一印象で「怖い先生なのでは」と身構えられてしまうこともよくありました。今思うと、私自身はただ普通にしているつもりなのに、笑顔がなく、レッスンに必要なこと以外は極力しゃべらないようにしていたので、知らず知らず、相手に威圧感を与えてしまっていたのかもしれません。

【before】人に教える立場なのに話すのが苦手

 顔が動かしやすくなったら、自然と笑顔が増えて、自分から「会話したい」という気持ちが強くなりました。これまでは、過去の失敗など「話したらマイナスに受け取られるだろう」と思うことは黙っていたのですが、思いきって話してみたら、相手の共感を呼ぶなど、意外な結果につながることもあると知って。この学びから伝えたいことがたくさんあふれ出てくるので、座学中心のヨガレッスンもスタートさせることにしました。

 以前の私の印象は「おだやか・まじめ・落ち着いている」でしたが、今は生徒さんから「いつもニコニコしていて元気をもらえる」と言っていただけることが増えました。SNSでの情報発信などを通して、昔の私みたいに「変わりたいけれど行動に移せない」人をあと押ししていけたらうれしいです。

伝わる顔の動かし方 コミュニケーションは見た目が9割

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次の話を読む頬や口角は下がり、顔の下半分が伸び……“三角形に広がった顔”は卒業顔の“上半身”トレーニング法

2023.11.28(火)
著者=間々田佳子