この記事の連載
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のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、白央さん。
※本記事は、再公開したものです(初出:2022年11月14日)
vol.123 牛こんにゃく煮込み丼
牛カレー用肉なんてのが、本日のお買い得でした。どうやら牛モモ肉の角切りのよう。カレーもいいけど、こんにゃくが余ってるので「すじこん」風に煮てみました。モモ肉は脂少なめなので煮込み時間は短く、サクッと作りましょう。
■材料(1人分)
・牛カレー用肉:100g
・こんにゃく:70g
・刻んだ長ねぎ:適量
・ごはん:1膳分
A
・水:100ml
・酒:大さじ1と1/2
・みりん:大さじ1
・砂糖:小さじ2
・醤油:大さじ1/2強
・味噌:大さじ1
■作り方
(1) こんにゃくは2センチ角程度に切り、2分ほどゆがいてざるに上げておく。
(2) 鍋に(1)と牛肉、Aを入れて一度沸かし、中火で10分煮る。
(3) 器にごはんを盛り、牛肉とこんにゃくをのっける。残った煮汁を強火で煮詰めてトロッとしてきたらかけて、刻んだねぎをふる。
「すじこん」はその名のとおり、牛すじで作るのが本来ですが、私が住む関東エリアって牛すじがなかなか手に入らず、あっても結構高いんですよ。モモ肉は牛すじとは個性が真逆ですけど、これはこれでなかなかおいしい。発見でした。
そうそう、昨日の豆乳と白味噌を使ったビーフストロガノフ、「へええ!」と声上げてしまいました。「作ってみたくなる感じ」を詰め込むの、ホントのりこさん、うまいねえ。
Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2023.11.14(火)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔