登山の魅力を発信する、YouTubeチャンネル「オトナ女子の山登り」が大人気の山下舞弓さん。モデルとして活躍するかたわら山の魅力に目覚め、名古屋市から名山に囲まれた長野県に移住。年間約50山登るという山下さんが本当に愛用しているグッズを、初の著書『わたしの山登りアイデア帳』から一部ご紹介します。
「工夫すればおしゃれも我慢せずに、山を楽しめる」と語る彼女が頼りにしているアイテムは必見です。
軽量・コンパクトが基本のキ
山道具を選ぶ基準は軽さ! デザインがかわいくても重いとだんだん持っていかなくなるので軽さはかなり重要視しています。
![山ごはん道具はかさばるので、クッカー類はスタッキングしてコンパクトに収納。ひとつにまとめられるようになって忘れ物がだいぶ減りました。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/d/1280wm/img_bd87833e5ec051c60d605cb4470dc1c193171.jpg)
日帰りハイクの必須アイテム
私にとっての基本の装備の一部を紹介します。季節や登る山に応じて「ちょっと寒そうだからこれを足そう」とか、「こっちに変えよう」など、さらに装備の内容を吟味していきます。基本が明確になっていると、前日の準備で焦ることが少ないです。
◆リュック
![リュックは「ロウロウ マウンテンワークス」のバンビという28リットルのもの。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/1280wm/img_b384ab490491292be36895564570b33443601.jpg)
前ポケットが使いやすく日帰り登山や1泊2日の小屋泊にちょうどいいサイズ。サコッシュも同じブランドのものを愛用中。
◆山ごはん道具セット
![クッカーの中にガス缶、バーナー、カトラリーを入れられると、いざ調理するときにとても便利。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/5/1280wm/img_a5610e7fe545a2fc9c993be2fabff7b366017.jpg)
山ごはん道具セット。「SOTO」のウインドマスターとOD缶や、折りたためてコンパクトになる「オビネル」のナイフ、「サンドリー」のメスティンなどを入れています。メスティンでは、炊き込みごはんを作ったり、蒸し物ををしたり、1人ごはんのときはだいたいこれ。
2023.09.08(金)
文=CREA編集部
写真=小山幸彦