この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年8月21日)

» きのうのレシピ「漬け丼」


vol.38 目玉焼きパクチー醤油のっけごはん

目玉焼きパクチー醤油のっけごはん。
目玉焼きパクチー醤油のっけごはん。

 カフェでアルバイトしていたとき、まかない用にあったのが、パクチー(香菜)醤油。メニューに香菜の葉だけ使う料理があったので、余った茎を有効活用したもの。

 作り方はいたって簡単。香菜の茎を細かく切って醤油に漬けておくだけ。香菜好きにはたまらんとです。

 多めの油でカリッカリに焼いた目玉焼きにかけていただくのが私のお気に入り。ごはんにそのままのっけていただいてもおいしい。

■材料(1人分)

・香菜(パクチー)の茎:適量
・醤油:適量
・卵:1個
・オリーブオイル:大さじ1~2
・ごはん:適量

■作り方

(1) 香菜の茎を細かく切って保存容器に入れ、醤油をひたひたに入れ、冷蔵庫で一晩おく。

(2) フライパンにオリーブオイルを入れて強火で熱し、目玉焼きを焼く。白身の縁がカリッとなったら取り出してごはんにのっけて、(1)のパクチー醤油をかける。

 パクチー醤油は少し寝かせたほうがいいです。結構日持ちはしますが、3~4日くらいで食べきるのがおすすめ。お好みで赤唐辛子を入れても。

 白央さんののっけもの、なんか全部おつまみになるじゃーんって思って、宴会したくなってきました。そろそろいかがですか?

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

次の話を読む【ごはんが止まらないレシピ】 すじこ納豆のっけごはん 青森・津軽ではおなじみの組み合わせ

← この連載をはじめから読む

Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.08.21(月)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔