この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

» きのうのレシピ「ホタテとセロリの雑炊 セロリ葉のっけ」


vol.334 桜エビとトウモロコシの玄米チャーハン、素揚げバジルのっけ

桜海老とトウモロコシの玄米チャーハン、素揚げバジルのっけ。
桜海老とトウモロコシの玄米チャーハン、素揚げバジルのっけ。

 季節はめぐり、またバジルのおいしい季節がやってきました。またベランダバジル生活再開です。

 エスニック料理に、桜エビととうもろこしをナンプラーで炒めたおつまみ的なものがありますが、今日は玄米で炒飯にしてみました。そしてバジルを枝ごと素揚げしてのせて。

 パリッとしたバジルを崩しながらいただきます。素揚げのバジル、よいアクセントになりますよ。

■材料(1人分)

・玄米:250g
・桜エビ:大さじ1と1/2
・とうもろこし:100g
・長ねぎみじん:大さじ2
・ナンプラー:小さじ1~2
・こしょう:少々
・バター:10g
・バジル:一枝

■作り方

(1)小さめのフライパンに油を1センチほど入れて弱めの中火で熱する。バジルを枝つきのまま入れ、じっくりと揚げて取り出す。

(2)フライパンにバター、桜海老を入れて中火で熱し、桜エビの香りがたったら長ねぎ、とうもろこしを加える。ナンプラーを加えて炒め、全体がなじんだら玄米を加える。全体を大きくまぜ、こしょうをふる。(1)をのせる。

 ホタテ大好きホタテマンの白央さん、今度はおかゆにINしてましたね~。セロリをのっけるっていうのも白央さんっぽい!

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター。「暮らしと食」、日本各地のローカルフードを中心に執筆する。新刊『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)が先日発売されたばかり。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.06.13(火)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔