屋外で過ごす時間が長いアウトドアシーンでは、紫外線対策が必須。とくに紫外線量が増えるこれからの季節は、目の紫外線対策としてサングラスが欠かせません。

 アウトドア用のサングラスというとスポーティなものを思い浮かべがちですが、じつは今、アクティブなシーンに対応する機能を持ちながら、街でもお洒落に掛けられるデザインのサングラスが増えているんです!


標高が高い地点ほど、紫外線は強くなる!?

 日焼け止めで肌の紫外線対策はしていても、目は無防備なままという人も少なくないのでは? 「眩しくないから大丈夫」と思っていても、じつは眩しさと紫外線量は相関するものではなく、眩しさを感じていなくても目は紫外線によるダメージを受けています。とくに標高が高い地点ほど紫外線量が多くなるというデータもあるので、登山を楽しむ人は対策が必須です。

 また、サングラスのメリットは紫外線対策だけにあらず。眩しさを抑えられるので、強い日差しのもとでも目を細めることなく、クリアな視界で自然を楽しむことが可能に。さらに光の乱反射を抑える偏光レンズなら、水面のギラつきも軽減され、水辺のレジャーも快適です。

 というわけで、ここからはアウトドアシーンにあると便利なサングラスについて、機能別に紹介していきます。

【1】1日中掛けても疲れにくい軽さ&フィット感(Eyevol、OAKLEY)
【2】調光レンズ搭載モデルなら掛け外しの必要なし!(Urban Trail CHARMANT、jugaad 14)
【3】持ち運びやすいから邪魔にならない! 失くさない!(H-fusion、Zoff|DOD)

【1】1日中掛けても疲れにくい軽さ&フィット感

 青空の下にいる時間が長いアウトドアシーンでは、サングラスの装用時間もおのずと長くなります。それに、アクティブに動き回ることも多いため、軽さやフィット感が重要なポイントに。

 掛け心地を重視するなら、選ぶべきはスポーツにも対応する高度な機能を備えながら、スタイリッシュにデザインされたサングラスです。テントの設営や料理中などでもズレにくく、1日中掛け続けていても快適。普段使いはもちろん、ズレにくいのでランニングなど軽い運動をするときにももってこいです。

旬を押さえた洗練のヴィンテージスタイル

 フレーム素材には軽量で弾力性に優れるTR-90を採用し、フレーム重量は約23グラムと軽やか。テンプル内側とノーズパッドにはゴムのような素材特性をもつTPEを採用し、グリップ力にも優れています。

 フレンチヴィンテージを思わせる旬のシェイプに加え、クリアな視界が得られる偏光レンズ搭載なのも人気の秘訣。

本格スポーツブランドのカジュアルモデル

 トップアスリートも愛用するオークリーからの1本は、カジュアルなデザインに本格機能を搭載。

 フレームには特許素材「オーマター®」を採用し、軽やかながら丈夫な作りに。ノーズパッドは水分を吸収するとグリップ力が高まる素材なので、汗をかいてもズレにくくフィット感良好!

2023.04.24(月)
文=伊藤美玲