パリパリの皮とジューシーな肉汁がたまらない半身揚げ
北海道・小樽に1952年(昭和27年)に創業した「なると屋」は、ボリュームたっぷりの若鶏の半身揚げが看板メニューの名店。生後3~4カ月の国産鶏の半身を塩と胡椒で味付けして揚げたシンプルなおいしさ。
「食べきれなかったら冷蔵庫に入れておけば2~3日はもちます。骨はスープにして、最後には砕いて植木の肥料にするお客さんもいらっしゃいます」と店主。
また、ファイターズの中島卓也選手監修のざんぎも販売。油淋鶏のタレとネギで和えた甘辛いざんぎでボールをイメージしたコロコロと丸い形です。
ざんぎとビールやハイボールのセットやお弁当なども販売しており、観戦のお供にぴったりなメニューが揃っています。
北海道に来たからには乳製品が食べたくなりますよね。ソフトクリームが人気の「町村牧場」の牧場は札幌市の隣、江別市にあり、有機肥料を中心に栽培された草や栄養設計がされた餌で牛を飼育。牛乳、チーズ、バター、ヨーグルトなどを作っています。
さっそくソフトクリームがたっぷり入ったワッフルパフェをいただくと、フルーツソースや白玉などのトッピングがアクセントになった楽しい味わい。
江別産の小麦粉を使ったドーナツは天然酵母で作られており、ふわふわとした食感で粉の風味がしっかりと広がるスイーツです。また、黒ビールにソフトクリームを入れたフロートも登場。コーヒーフロートに似た味わいながら、れっきとしたビールなので野球観戦にもぴったり。
応援で声を出しすぎたら、絶品のデザートで喉を潤してほしいです。
エスコンフィールドHOKKAIDOには約50の飲食店があり、まだまだおいしい店が揃っているので食べ歩きを存分に楽しんでくださいね。
2023.04.08(土)
文=CREA編集部
写真=橋本篤