しかし元日公開のご一家の新年用写真では……。

「雅子さまのシャープな髪型とも違い、緩やかに髪を巻いて左側だけ前におろしていた。静かな笑顔も相まって、これまでとまた違った大人びた優雅な印象を感じます」(前出・石原氏)

 流行を取り入れ、髪型も一層大人びた愛子さま。実は年末に“推し”のイベントに行っている。昨年12月4日のこと。愛子さまは世田谷区の五島美術館の特別展にお忍びで現れたのだ。

「平安時代末期の歌人・西行にまつわる作品を展示していました。西行は恋の歌で名を馳せ、容姿端麗との逸話も残る人物。恋の悩みに涙する心境を綴った歌は、百人一首に採用された。愛子さまは学習院大学で日本文学を学んでおり、また百人一首好きでもある。西行の歌にご興味がおありだったのでしょう」(前出・記者)

大学ご卒業後は、新たな挑戦をする可能性も

 高校時代は「ジャニーズWESTが好きで、坂道系のダンスを踊っていた」(愛子さまの知人)というが、最近はイケメン僧侶が“推し”のようだ。

 春には大学4年生となるが、今後の公務はどうなるのか。宮内庁OBで皇室解説者の山下晋司氏が語る。

「学業優先のご生活は変わらないと思います。とはいえ学業に支障のない範囲で、ご両親の公務に同行されることもあるでしょう。単独公務の可能性もあります」

 ご卒業後は、新たな挑戦をする可能性もあるという。

「タイミングはわかりませんがイギリス留学をなさるのではないでしょうか。今夏頃には、宮内庁から天皇ご一家に対し、ご卒業後のご予定をお伺いするのではないかと思います」(同前)

 愛子さまが新たな一歩を踏み出す1年が始まった。

2023.02.11(土)
文=「週刊文春」編集部