Column：CREA Traveller

【イスタンブール最旬スポット】あの名作が書き上げられたホテルなど思い出に残るホテル＆レストラン4選

たかせ藍沙

イスタンブールの旅 #7

TRIP

2023.1.15

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イスタンブールのファッショニスタが集う「ヴォーグ・レストラン・イスタンブール」

　ファッション誌「ヴォーグ」を出版している出版社、コンデナスト社が経営するレストラン。同社は、アジア、ヨーロッパ、中東の6カ国にカフェやラウンジを展開しているが、レストランがあるのはイスタンブールだけだ。

「ヴォーグ・レストラン・イスタンブール」は、新市街ベシクタシュ地区のスレイマン・セバ通りにある。前述の「Wイスタンブール」から5分程坂を上った場所だ。

バーからの眺望。海峡を行き交う船や、アジアサイドの家並み、遠くのモスクなどを望むことができる。

　レストランがあるのは、スレイマン・セバ通りから門を抜け、手入れが行き届いた中庭に面したオフィスビルの最上階。エレベーターを降りると、’VOGUE’のロゴがあり、左側にバー、右側がメインダイニングとなっている。

メインダイニングへと続く廊下の壁には、「ヴォーグ」誌の表紙がずらりと飾られている。

　メインダイニングに続く壁には雑誌の表紙がずらりと飾られていて、眺めているだけでも楽しい。さらに、窓側のテーブルなら、ボスポラス海峡を一望する抜群の眺望がある。特に眺めのいいテラス席は、天気のいい日は満席となる人気ぶりだ。ディナーではきらびやかな夜景を、ランチでは抜けるような青空と海峡を行き交う船を眺めることができる。

メインダイニングにはテラス席もある。この日は天気もよく、眺めのいいテラス席が満席。赤い色は照明ではなく、ヒーターの色。

バーからの眺め。ライトアップされた７月15日殉教者の橋(旧ボスポラス大橋)が美しい。

　メニューはインターナショナル。チキンやサーモンのグリルから、ラムのコンフィ、ケバブのヨーグルト添え、パスタ、リゾット、そして北京ダックまで、バラエティに富んでいる。

マッシュルームシチューの上に載ったビーフテンダーロインのグリルとローストポテト。火入れの具合がちょうどよく、柔らかくて美味しい。

　鮨バーもあり、お鮨やお刺身、味噌汁といった日本食のメニューも豊富だ。食事が終わったらバーに移動しても楽しい。

Vogue Restaurant Istanbul(ヴォーグ・レストラン・イスタンブール)

所在地　Süleyman Seba Caddesi, No:92 BJK Plaza, A Blok Kat:13, Beşiktaş,İstanbul
電話番号　0212-227-44-04
https://voguerestaurantandbar.com/

【取材協力】
トルコ観光広報・開発庁(TGA)

https://tga.gov.tr/en/

トルコ共和国大使館・文化広報参事官室

https://goturkiye.jp/

たかせ藍沙(たかせあいしゃ)

トラベル＆スパジャーナリスト。渡航160回超・70カ国超、スパ取材300軒超、ホテル取材2,000軒超、ダイビング歴800本超。日々楽しい旅の提案を発信中。主な著書は『ファーストクラスで世界一周』(ブックマン社)、『美食と雑貨と美肌の王国魅惑のモロッコ』(ダイヤモンド社)、『 LOVE! ROSE 薔薇のチカラでもっとキレイになる！』(宝島社)。楽園写真家・三好和義氏と共著の『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』(ともにPHP研究所)。
Twitter @aisha_t
ブログ http://ameblo.jp/aisha/
公式Facebook　http://www.facebook.com/WRT.by.FirstClassFlight
CREA WEB連載「たかせ藍沙のファーストクラスで世界一周」

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