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一昔前までのバレンタインデーと言えば、好きな男性に告白の意味を込めて本命チョコを渡すか、普段お世話になっている方々へ義理チョコを渡すかという二択でしたよね。
ですが近年はご存知のとおり、仲よしの友達に渡す友チョコや、日ごろがんばっている自分自身に贈るご褒美チョコなど、バレンタインチョコも多様性の時代を迎えています。
そして、そんな時代に合わせて今年も2月14日に向け、さまざまなお菓子メーカーやブランドから、その特色を生かした個性豊かなバレンタインチョコがたくさん登場しているんです。
そこで今回は、こだわりのコンセプトのチョコレートを打ち出しているメーカーやブランドを3つリコメンドしましたので、2,000円以内で買える特別感あふれる魅力的なチョコレートを紹介していきます。
あなたの“推し活”を応援してくれる
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◆メリーチョコレート
最初にご紹介するのは、老舗菓子メーカー「メリーチョコレート」が手掛ける「推しと、私と、チョコレート。」。
2023年のキャッチフレーズを「気持ちをつなぐ チョコの糸」としているメリーチョコレートは、コロナ禍である今だからこそ、バレンタインデーを通じて人々のつながりやリアルなコミュニケーションを力強く応援するというチョコになっています。
「推しごとチョコレート」(1,350円/税込み価格、以下同)は、自分の好きなものを応援する“推し活”をテーマに、推しがいる人や友人に送る“友チョコ”など、多種多様な人へ向けたチョコレートを展開。
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パッケージのカラーは、赤、オレンジ、黄色、紫、青など全8色あり、メンバーカラーと言われる“担当”の色を選ぶことができるというのがポイントです。さらに付属のシールを使って自由にデコレーションできる仕様になっているので、楽しみ方も多様なんです。自分の好きな写真を組み合わせるもよし、推しへの想いをペンで書き込むもよし、自由自在に楽しむことができるというわけです。
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また、同じくメリーチョコレートから発売される「推しぴ沼チョコレート」(972円)は、人型のチョコレートを自分に見立てて、推しにハマった気分を視覚的に楽しむことができるというもの。まさに“沼った”状態を表現してくれているウィットに富んだチョコとなっています。
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バレンタインデーに、“推し活”の熱量を込めたい人にぴったりのチョコレートですね。
2023.01.28(土)
文=加藤 棗(A4studio)