徐々に世界を旅する人も増えてきましたが、自由に海外へ行かれなかった時期に、日本が誇る四季折々の魅力に改めて気付かされたという人も多いようです。

 だから今こそ、手が届くところにある日本の魅力を再発見してみませんか?

 日暮れが早い冬の時期だからこそじっくり楽しめる夜のイルミネーション、静寂に包まれた雪景色など、ウィンターシーズンの魅力をたっぷり味わいたいもの。

 特集では、各エリアの観光の達人に、その地が誇る自慢の絶景・風物詩について教えてもらいました。

 今回は、公益社団法人ツーリズムおおいたの福元美加さんが選ぶ、冬の風景をご紹介します。

 日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。この先の旅の参考にどうぞ!

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆おおがファーム 早咲きの菜の花

 おおがファームは、別府湾を一望する場所に広がるハーブ園。美しい森に囲まれた園内には200種以上のハーブや1,000種以上のバラが植えられており、1月ごろには約5,000平方メートルの畑に約3万本の菜の花が咲き広がる。

「約2万坪の広大な敷地の中で、四季折々の花を満喫できるハーブ園です。

 1月~3月にかけては、青い海をバックに咲き誇る、黄色い早咲きの菜の花が見られます。冷たい空気の中で可憐に咲く花々を見ていると、なんだか気持ちが温かくなってきます。

 また園内のカフェでは、ハーブを使ったランチやお茶が楽しめます」(公益社団法人ツーリズムおおいた 福元さん)

見ごろの時期:1月~3月

おおがファーム 早咲きの菜の花 (おおがファームはやざきのなのはな)

所在地 大分県速見郡日出町大神6025-1
https://www.ogafarm.com/index.html

◆金鱗湖と朝霧

 全国屈指の温泉地・由布院にある金鱗湖は、湖水に温泉水が混ざり込んだ湖。年間を通して水温は13~15度と高く、冷え込んだ日の早朝には、湖面から湯気が立ち上り、盆地を覆う朝霧が重なると真っ白な世界に。

 「由布院の自然豊かな場所にある金鱗湖は、由布院を代表する観光スポットの1つ。その美しい名前は、1884年に儒学者の毛利空桑が湖の魚の鱗が夕日に輝くのを見て、『金鱗湖』と名付けたと伝えられています。

 秋から冬の早朝には、朝霧に包まれた幻想的な金鱗湖の姿を見ることができます」(福元さん)

金鱗湖と朝霧(きんりんことあさぎり)

所在地 大分県由布市湯布院町川上1561-1
https://yufu-tic.jp/shiori/444/

2023.01.13(金)
文=佐藤由樹