徐々に世界を旅する人も増えてきましたが、自由に海外へ行かれなかった時期に、日本が誇る四季折々の魅力に改めて気付かされたという人も多いようです。
だから今こそ、手が届くところにある日本の魅力を再発見してみませんか?
キンと冷えた冬の澄んだ空気は星空を美しく見せるように、風景もクリアに映し出します。寒いシーズンだからこその美しさに出会いたいもの。
特集では、各エリアの観光の達人に、その地が誇る自慢の絶景・風物詩について教えてもらいました。
今回は、和歌山県観光連盟PR担当が選ぶ、冬の風景をご紹介します。
日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。この先の旅の参考にどうぞ!
◆南部梅林
南部梅林は、日本最大級の広さを誇る梅の名所。毎年1月下旬ごろに公園が開園し、見渡す限り続く梅林の風景を楽しめる。
「紀州南高梅の産地・和歌山県みなべ町では、1月下旬から2月にかけて梅の花が見頃を迎えます。
『一目百万、香り十里』といわれるように山の斜面一面に梅の花が咲き誇り、その香りと共に眺める風景は、日本一の梅の里ならではの絶景です。
梅林公園の麓では、地元特産の『いももち』や『梅干し』も楽しめますよ」(和歌山県観光連盟PR担当)
見ごろの時期:1月下旬~2月下旬
開園期間:2023年1月28日(土)~2月26日(日)
※開花状況により、開園期間が変更になる場合があります。
※新型コロナウイルスの影響により中止になる場合があります。
南部梅林(みなべばいりん)
所在地 和歌山県日高郡みなべ町晩稲
https://minabebairin.com/
◆田原の海霧
田原の海霧は、串本町で見られる晩秋から冬にかけての風物詩。
「年に4~5回ほどしか見ることができない貴重な現象です。特に冬期は発生しやすいといわれるため、多くのカメラマンがシャッターチャンスを狙います。
南紀エリアに多い奇岩と海霧の中に浮かぶ太陽が織り成す、和歌山ならではの美しくも神秘的な雰囲気が漂う絶景です」(和歌山県観光連盟PR担当)
田原の海霧(たわらのうみぎり)
所在地 和歌山県東牟婁郡串本町田原
https://www.kumano-kodo.jp/spot/spot-2602/
2022.12.30(金)
文=佐藤由樹