徐々に世界を旅する人も増えてきましたが、自由に海外へ行かれなかった時期に、日本が誇る四季折々の魅力に改めて気付かされたという人も多いようです。
だから今こそ、手が届くところにある日本の魅力を再発見してみませんか?
特集では、各エリアの観光の達人に、その地が誇る自慢の絶景・風物詩について教えてもらいました。
今回は、GoNAGANO観光ナビゲートセンタースタッフが選ぶ、冬の風景をご紹介します。
日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。この先の旅の参考にどうぞ!
◆鹿教湯温泉 氷灯ろう夢祈願
江戸時代から「杖要らずの湯」として親しまれてきた鹿教湯(かけゆ)温泉。毎年、真冬に氷灯ろう夢祈願が開催され、氷で作られた「氷灯篭」の光が温泉街を照らす、幻想的な光景を満喫できる。
「鹿教湯は、『鹿が教えてくれた湯』と伝わる山間の小さな温泉地。毎年冬になると、約200個の氷灯篭が静かな温泉地に灯ります。
午後4時30分からは点灯体験に参加することもできます。また、長野県産のお酒を扱う栄屋さんでは、掘り出し物のワインに出合えるかもしれませんよ。
鹿教湯温泉は上田市と松本市の間に位置するので、鹿教湯を拠点に観光に行けるのも魅力です。ゆっくりとお過ごしください」(GoNAGANO観光ナビゲートセンタースタッフ)
開催期間:令和4年12月28日(水)~ 令和5年1月31日(火)
開催時間:午後4:30~午後9:00頃(ロウソクの灯が消えるまで)
※天候不良により中止となる場合があります
鹿教湯温泉 氷灯ろう夢祈願(かけゆおんせん こおりどうろうゆめきがん)
所在地 長野県上田市鹿教湯温泉 文殊堂・薬師堂周辺湯坂~共同浴場(文殊の湯)~五台橋~文殊堂~薬師堂
https://www.kakeyu.or.jp/kooridourou/
◆霧ヶ峰のサンピラー
「標高1,600mに位置する霧ヶ峰高原。夏は美しい丘陵地帯をドライブするビーナスラインが人気ですが、冬はスキーを楽しむ人で賑わいます。
なかでも霧ヶ峰の厳しい寒さが作り出すダイヤモンドダストやサンピラー現象は、落葉松の樹氷と相まって絵画のように美しく幻想的。出合えたら本当に幸運です」(GoNAGANO観光ナビゲートセンタースタッフ)
霧ヶ峰のサンピラー(きりがみねのさんぴらー)
所在地 長野県諏訪市霧ヶ峰高原
https://www.go-nagano.net/topics_detail6/id=1925
2022.12.26(月)
文=佐藤由樹