湖国・滋賀の迎賓館で古都のエレガンスを知る
◆琵琶湖ホテル (滋賀・大津)
![プレミア・ラグジュアリーフロアのうち、わずか4室のみの客室 “Vista”。ベッドやバスタブから琵琶湖の絶景を満喫できます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/4/1280wm/img_143baffb7c222086bd40f012209a729c95698.jpg)
京都駅から電車でわずか10分。そこに広がる優雅なリゾート空間を、もしまだ体感したことがないとしたら、なんともったいないことでしょう。
![館内には琵琶湖を望む絶景スペースが随所に。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/7/1280wm/img_f72e1426af68dd82b5bdb84e19d6e03787774.jpg)
湖国・滋賀の迎賓館として開業し、88年にわたるおもてなしの伝統を受け継ぐ琵琶湖ホテルは、全室レイクビューの絶景リゾートです。
![吹き抜けの空間に秀逸なデザインがちりばめられている「イタリアンダイニング ベルラーゴ」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/a/1280wm/img_ea939097e8b932115d7547562f3e9e6f225006.jpg)
窓の外に広がる青い世界に心癒やされ、ポストモダンを代表する建築家シーザー・ペリ氏がデザイン監修した空間も見どころ。
![天然温泉「瑠璃温泉 るりの湯」の内湯から眺める琵琶湖も格別。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/4/1280wm/img_840292abfb059e1751ee0c26a6e5c53c145882.jpg)
![「プレミア・ラグジュアリーフロア」のゲストには、クラブラウンジでのウェルカムサービスが。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/b/1280wm/img_cba09251b689edacde84d5d59ab224ed72901.jpg)
さて、滞在のおすすめは、断然「プレミア・ラグジュアリーフロア」。気分爽快なビューバス付きの “Vista”、最上階 (12階) に位置する眺望絶佳な “Aqua” の2タイプを用意し、2021年夏に誕生したクラブラウンジを利用可能です。
![クラブラウンジには、選べるアロマオイルなども。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/1280wm/img_632fffd6ca82251670a817c91d27696050574.jpg)
そして、このクラブラウンジのいちばんの魅力が、素晴らしいフードプレゼンテーション。ティータイム、カクテル、特別朝食と、レストランさながらの美味をゆったりと堪能できます。
![クラブラウンジでの優雅なフードプレゼンテーションをご紹介。〈写真左〉シーズンごとに替わるスウィーツをお好きなだけ味わえるティータイム。〈写真右〉カクテルタイムには、シャンパンとともに近江牛や近江黒鶏などのオードブルを。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/c/1280wm/img_6cf804cc8e3103382e456f3db9055afc105321.jpg)
また、館内で味わえる多彩な食も魅力的。レストラン&バーは、季節営業も含めて8店舗と充実し、なかでも「鉄板焼おおみ」は、近江牛のとろける旨みに感激必至です。
![「鉄板焼 おおみ」の鉄板焼コース「晩鐘」¥16,000から、口の中でとろける濃厚な旨みに感激する “近江牛ロース”。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/1/1280wm/img_5156acc8860f3487a17fb024ac2dacdd111885.jpg)
![〈写真右〉湖国の堪能できる「鉄板焼 おおみ」のカウンター席。〈写真左〉鉄板焼コース「晩鐘」から、スペシャリテの一皿 “オマール海老鉄板焼”。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/0/1280wm/img_3048bf4cd7026f4ef670e2042e42e7da181034.jpg)
また、地産地消を積極的に推進するために調達された、地元食材を多く取り入れているのも、このホテルならでは。
![クラブラウンジの特別朝食には、里山の棚田米をはじめ、滋賀食材がふんだん。炊きたてを味わえるのがうれしい!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/8/1280wm/img_e8a9fd09bfa5b076a0366130e808223b259986.jpg)
自家農園の野菜のほか、里山の環境保全を目指して約20年にわたって続けられている独自のプロジェクト「里山の食彩」のお米なども使用。実は、いち早く食のSDGsに取り組んできたホテルでもあるのです。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/0/1280wm/img_60cd02fd8d65c240ed43b1f857626e4877839.jpg)
周辺には、比叡山延暦寺、石山寺、三井寺をはじめ名所も豊富な琵琶湖ホテル。
次なる旅の選択肢として、その名前をぜひ覚えておきたい!
![「バー ベルラーゴ」では、百人一首がモチーフのオリジナルカクテルを季節替わりで。写真は “小倉山” 1,400円 (2022年12月4日まで)。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/1280wm/img_633921145e543b4530b452de6281c4c746683.jpg)
琵琶湖ホテル
所在地 滋賀県大津市浜町2-40
電話番号 077-524-7111
客室数 175室
料金(1名) プレミア・ラグジュアリーフロア 27,300円~ (1室2名利用、朝食付き、入湯税別途)
アクセス JR大津駅から無料送迎バスあり (約5分)
※ 一部改装工事のため、クラブラウンジは2022年12月1日~2023年1月31日、温泉大浴場「るりの湯」は2023年1月9日~31日の期間、休業します。
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2022.11.07(月)
文=矢野詔次郎
CREA 2022 vol.4
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。