【2022年7月】悟明老師が占う開運行動

 今月、好運期にある日本。失敗を恐れず思い切って事に当たり、ぜひともたくさんのお金を得ていただきたいと思います。

 その助けとなる開運アイテムは、以下の3つです。

 1つ目は、長さ30センチの木炭。

 日本でも浄水や消臭に使われたり、場の“気”を清めるグッズとして取り入れられたりしていますが、開運アイテムとして使えるのは、真っ直ぐに伸びた木炭。立てたときに倒れない太さであることも重要です。

 人脈、資金、仕事に恵まれ、自らの働きで“稼ぎ続ける力”をもたらすとされています。

 オフィスやリビングなどの目につきやすい場所に立てて飾ってください。

 2つ目は、招き猫。

 台湾でも招き猫は縁起物として親しまれていて、日本と同様、飲食店や事業所、宝くじ売り場などに置かれています。

 右手を上げているものは招財、左手は人脈づくりに良いなど諸説ありますが、気に入ったものであれば、色や形は問いません。

 何らかの経営をしている人は事業所やお店の入口に、お客様と対面するように飾ります。オフィスワークなら、自分のデスクに、外側を向くように置きましょう。

 家の中であれば、寝室以外の場所に飾り、財運を招き入れてください。

 3つ目は、跪いた子どもの像「跪人」。

 その人を引き立て、助けてくれる人を指す“貴人”の「貴」と「跪」の発音が同じことから、中華圏では、困ったときの助けが得られる吉祥物として親しまれています。

 この吉祥物を飾ることで、キーパーソンの登場を願いましょう。

 「跪人」で検索すると、玉と呼ばれる石で作った置物や飾りが見られます。そうした画像を参考に、正座している人形を探してみて。

 入手が難しい場合は、画像をプリントしたもので代用を。

 方角は問いませんが、オフィスや書斎の机上に飾るのがポイントです。

 また、この時期、お参りをするなら、東か南の寺社へ。この時期の運を十分に生かせるようお願いするといいでしょう。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2022.06.30(木)
文=堀 由美子