日本古来の豊かな知識と酵素医療から生まれた富士山の麓の酵素断食宿泊施設「北斎Enzyme Detox SPA」。CREAアンバサダーの磯村実穂さんが極上の1泊2日の断食リトリートを初体験。その様子をお届けします。
※3月取材の記事になります。
富士山麓の豊かな自然の中で、極上リトリート
東京駅からこだまに乗り1時間、段々と大きくなる富士山を眺めていると、これから始まる一泊二日の旅がいよいよ近づいてきたと感じます。今日から人生初の断食リトリート。朝食はプログラム通り軽めにフルーツのみだったので、少しお腹が空いてきた。2日間の断食に耐えられるかな、と不安を感じながらも心が弾みます。
「北斎Enzyme Detox SPA」の最寄り、新富士駅まではあっという間。ホームに降り立つと、都会の喧騒とは打って変わって清々しい空気に包まれます。改札を出ると、宿の方が笑顔でお出迎え。北斎スパは駅から専用車で約30分、富士山麓の豊かな自然に囲まれた高台にあります。
スパに到着すると、真正面には富士山が。なんとも贅沢な眺めです。ゆっくりとトリートメントを受けられるよう、予約は1日1〜2組限定、そして住所も非公開! コロナ禍でも安心して過ごすことができます。
まずはウェルカムドリンク。好きな飲み物をチョイスし、ほっと一息つきます。くつろぎながら、体調や、体の気になっているところなどを個別にカウンセリングを受けます。実際にいつもの生活を振り返りながら話してみると、自分が日々いかに体に負担をかけているかを痛感します。
カウンセリングが終わったら、セラピストの方より、断食トリートメントについての説明を伺います。北斎スパでは、日本古来の伝統的自然療法と現代的温熱療法を組み合わせた「北斎流エンザイムセラピー」が受けられます。酵素断食を中核として、「体内酵素の温存」、「体内酵素の活性」、「食物酵素の補給」を行うことで、人間が本来持っている回復力と免疫力を最大限に高め、病気を予防し、体質を改善する事を目的としているのです。
1泊2日の宿泊中は、食事の代わりに酵素ドリンクで過ごします。この酵素ドリンクは、厳選した100種類の野菜・果実・野草を、2年の歳月をかけて自然発酵した「艶寿北斎Premium」というオリジナル。初めての酵素ドリンクだったので味わいがどんなものか心配していましたが、自然の甘みがありとっても飲みやすい! むしろ美味しい! と感じるほど。人気だというのもうなづけます。
北斎スパでは飲料水にもこだわっていて、特別なアルカリイオン水を使用しています。お水は体内酵素を増やすために理想的な体内pH値で、弱アルカリ性。滞在中は酵素ドリンクの原液1本を、このお水で割りながらいただきます。
2022.04.24(日)
文・写真=磯村実穂