眼鏡が似合わない、何だか眼鏡が浮いて見える……そんなお悩みはメイクと不釣り合いなことが原因のひとつかもしれません。
基本編②では、人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんが、眼鏡タイプ別にメイク方法を指南。存在感のある黒縁のプラスチックフレームと、繊細なラインのメタルフレームについて、それぞれの個性にマッチしたメイクを提案します。
【TYPE1:黒縁フレーム】
![【CREAアンバサダーの下地麻由子さんが眼鏡メイクを実践!】ヘア&メイク=金澤美保](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/4/-/img_04870b348f5a11dcd56ae80c3f11136a70154.jpg)
掛けるだけでぐっとお洒落度が上がる、クラシカルな黒縁フレーム。ただし少々ボリューム感があるため、ともすると無骨になり過ぎることも。うまくバランスを取るためにはどうしたら?
[Point①]黒が映えるクリアで明るい肌作りを
黒縁フレームのメイクは、その存在感を引き立てる肌作りから。
「眼鏡のカラーと美しいコントラストが生まれるよう、肌は普段よりトーンアップして透明感を意識。マットな質感に寄り過ぎるとスキがなさすぎるので、適度なツヤが残るよう仕上げるのがポイントです」(長井さん)
[Point②]目元はモノトーンでまとめ、“線”で強調
「目元はすっきり見せたいので、思い切ってカラーレスに。とはいえ眼鏡の存在感に負けないよう、黒のアイラインやマスカラで輪郭を際立たせましょう。“色”ではなく“線”で強調するイメージです」(長井さん)
![黒のジェルライナーで目のキワを引き締め、マスカラも黒でしっかりと。アイシャドウは、自然なニュアンスが出る程度にサラっとのせる。眉は眼鏡と重なるため、ふんわりと毛流れを整える程度で。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/d/-/img_7d923813f168f5ceee12181a9b2e476173687.jpg)
【使用アイテムはこちら】
キャンメイク クリーミータッチライナー01、エレガンス アルモニーアイズ08
![左から:濃密な発色で目元をくっきり強調。キャンメイク クリーミータッチライナー 01 715円/井田ラボラトリーズ(0120-44-1184)、ブラウンとイエローベージュが自然な陰影のある目元に。エレガンス アルモニーアイズ 08 3,850円/エレガンス コスメティックス(0120-766-995)](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/1/-/img_f19206c409be46da35e3a3be548961de73392.jpg)
[Point③]鮮やかなリップで眼鏡に負けないアクセントを
顔の上半分をモノトーンでまとめた分、下半分の要となるリップは華やかな発色が決め手に。
「リップの色が薄いと顔の下半分がぼやけてしまうので、黒縁に負けないインパクトのある、赤やフューシャピンクなど鮮やかなカラーをチョイスして。黒縁メガネの日は、リップカラーを存分に楽しみましょう!」(長井さん)
![マット寄りの質感なら全体の印象がより引き締まります。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/9/-/img_f95552c3ad59b22f108bdd564be792a851828.jpg)
【使用アイテムはこちら】
ドルチェ&ガッバーナ ザ・オンリーワン ラスティング マットカラー リップスティック 520
![唇にするすると伸びて、クリーミーなつけ心地のマットリップ。ドルチェ&ガッバーナ ザ・オンリーワン ラスティングマットカラー リップスティック 520 4,840円(編集部調べ)/ドルチェ&ガッバーナ ビューティ(0120-500-722)](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/1/-/img_512f223a05fbe0876bca533f60df520718456.jpg)
眼鏡が重たく見えない、透明感ある洗練顔に!
![明るく透明感のある肌に黒いフレームが映え、眼鏡のボリューム感を感じさせない仕上がりに。キリっと引き締まった目元に、リップの赤が女性らしさを感じさせます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/0/-/img_103b16cc6c5f47ea2bb3794a221b3fb060513.jpg)
【着用フレームはこちら】大人が選ぶべき黒縁はすっきりシャープなフォルム
ayameのNEW OLD
![NEW OLD 33,000円/ayame](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/1/-/img_a13d1ee1782ce6f59034b0f3d20f721f41617.jpg)
クラシカルなデザインを踏襲しながら、絶妙なボリューム感で硬派になり過ぎないウェリントン。きりっとつり上がったサイドのラインが、輪郭を美しく見せてくれます。
2022.04.24(日)
文=伊藤美玲
写真=深野未季
ヘア&メイク=金澤美保