プチプラで落ちないアイライナー
#03 ヴィセ リシェ
みなさんこんにちは、プチプラ美です。
春が近づいてきましたが、マスクを完全に外すのはまだもうしばらく難しそうですね。となると、メイクで手をかけるなら、やはり眉と目元。
特にアイライナーは、マスクで顔の半分以上が隠れてしまう時に目元の表情を際立たせ、ぼやけがちな顔にメリハリをつけてくれるかなりのお役立ちアイテムです。
そこで「プチプラで落ちないアイライナー」を厳選しました。
3回目は、「くすみカラーが新鮮!」と人気上昇中の、ヴィセ リシェのリキッドアイライナーです。
» プチプラで落ちないアイライナー〈1〉&be
» プチプラで落ちないアイライナー〈2〉サナ ニューボーン
ヴィセ リシェ アンティークパステル ライナー
ヴィセ リシェは2021年のベストプチプラコスメでもペンシルアイライナーをご紹介したばかりですが、さらにご紹介したい新鮮なアイライナーが登場しているのです。
リキッドタイプのアイライナーなのですが、特徴はこのくすんだパステルトーンの色!
コンセプトが「やわらかいくすみカラーで、目もとを遊べるリキッドアイライナー」なのですが、6色すべて、ニュアンスパステルとでも呼びたいまろやかなカラーライナーなんです。
またそのまろやかカラーが、一度乾いたら夜まで本当にキープされています。筆者は塗っていた日に短時間昼寝をし、起きた直後に一瞬「消えた?」と思ったのですが、それは色が淡いから見間違えただけで、よく見たらしっかりキープされていました。
アイライナー、特にリキッドアイライナーでは見たことのない色ばかりで新鮮!
GR780 アンティークライムやPK880 アンティークピーチなどは、「ミルキーな色が可愛い!」「抜け感のある目元を作れる」とすでにSNS上でも注目が集まっています。
ただこの製品を最初に試した時、どの色も明るめなので、もしかしたらアイライナービギナーや、メイクをあまりしない人は「どう使えばいいのかわからない」と戸惑うかもしれないなと思いました。
筆者自身もリキッドアイライナーを使う理由は、普段はダークな色で目の形の印象を変えたり、目元の印象を強めたりするためです。
でもコレは、目の形の印象を変えて見せるためではなく、色を楽しむためのアイライナーなんですね。強すぎないくすんだトーンなので、顔の中で浮かずに色を楽しめるんです。
メイク上級者は色をどこに使うか、アイシャドウとどう組み合わせるかなどを自由に発想できるし、逆にアイライナーが苦手な人でも、コレなら色が強すぎないので、失敗を心配せずにアイラインを引けると思います。
SNSでこのアイライナーを、目の一番キワにはブラウンやブラックで普通にアイラインを入れ、その上の目尻側1/3くらいにこのカラーライナーを入れる、という風に使っている人がいて、「なるほど!」とすぐ真似させてもらいました(笑)。
また、PK880 アンティークピーチやPU180 アンティークラベンダーなどは、目の下側に細く入れると、離れて見た時に自然に目が広がって大きく見えます。
また、やっぱり目をぼやけさせたくないという人は、6色の中では最もダークなBR381 アンティークココアを使ってみてください。
色によってはちょっと未来的な印象にもなるし、通常のブラウン、ブラックとは、顔の印象がまったく変わるのでとても面白いです。
カラーのリキッドアイライナーといっても、グリーン! ブルー! レッド! というような原色や、シルバーラメなどのグリッターカラーばかり見てきた筆者には、「こんなニュアンスカラーをリキッドタイプで楽しめるようになったんだ」、とカルチャーショックでもある、今どき色のアイライナーです!
ヴィセ リシェ アンティークパステル ライナー
全6色 各1,100円(編集部調べ)
https://maison.kose.co.jp/site/visee/g/gYNIX380
♢コーセー
フリーダイヤル 0120-526-311
私はココで購入しました
・ミネドラッグ幡ヶ谷店
https://www.mine-medicalsupplies.co.jp/store/
プチプラ美
高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。
Column
大人がうっとり♡ 優秀プチプラコスメ
大人にもオススメしたい、大人にこそ使ってほしい優秀なプチプラコスメ。コスメファンのプチプラ美が、いつものあのショップで見つかる、使ってよかったアイテムを紹介します。
2022.03.12(土)
構成・文=斎藤真知子