肌を撫でる風が心地いい！ 乗り物で涼を感じる旅へ

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　旅を楽しくするリゾートブランドの星野リゾートは国内外で51施設を運営しています。

　圧倒的な非日常を感受できる「星のや」、ご当地の魅力を発信する温泉旅館「界」、自然を体験するリゾート「リゾナーレ」、都市型観光ホテル「OMO（おも）」、ルーズなカフェホテル「BEB（ベブ）」のほか個性際立つホテルや温泉旅館など、いずれも地域らしさを打ち出して宿泊客をもてなしてくれています。

　今回からスタートする星野リゾートNEWSでは、その土地だから体験できる唯一無二のアクティビティをご紹介します。星野リゾートが用意する、“乗り物”を楽しむアクティビティなら、涼しい土地で爽やかな風を思いっきり感じることができる！

【青森屋】馬車で感じる青森の夏

馬との距離が近い、青森の暮らし

 「のれそれ（青森の方言で目一杯の意味）青森～ひとものがたり～」をコンセプトに、青森の文化を満喫できる「星野リゾート　青森屋」は、まさに青森のテーマパーク。この宿では、郷土料理を楽しむレストランや池に浮かぶ露天風呂などから、青森という土地の原風景を感じることができる。

　青森の風土のひとつが、人と馬とがとても近い距離で暮らす生活。名馬の生産地だったこの土地では、農耕や荷物の運搬の担い手として、あるいは交通手段として、馬は人々の生活に欠かせない相棒だったのだ。

 「星野リゾート　青森屋」では、馬が家族の一員のような存在だった暮らしを体感するために、古民家が並ぶ小路に馬車を巡らせるほか、馬車での移動を楽しむアクティビティを用意している。

　それが「風鈴馬車」で、青森の伝統工芸品である津軽びいどろと青森ねぶた祭の衣装をモチーフにした風鈴の音を聞きながら、公園を巡る。

　軽快な馬の足音と涼やかな風鈴の音色のハーモニーをBGMに、青森の夏を味わいたい。

【奥入瀬渓流ホテル】渓流の冷涼な空気に包まれて

日本屈指の渓流を、全身で味わう

　森を抜ける澄んだ風、八甲田山から湧き出る透き通った水、そしてそこに暮らす渓魚や野鳥たち。自然豊かな奥入瀬渓流沿いの唯一のリゾートホテルが、「星野リゾート　奥入瀬渓流ホテル」。「渓流スローライフ」をコンセプトに、目前に美しい渓流が広がる露天風呂や、岡本太郎氏が手がけた大きな暖炉で、くつろぎを提供する。

　この宿の最大の見所である奥入瀬渓流は十和田八幡平国立公園に属し、特別名勝と天然記念物に指定される日本屈指の景勝地だ。

　息を呑むような景観や川のせせらぎ、そこに集う動物や生命力あふれる草花など、奥入瀬渓流のすべてを味わうことができるアクティビティが、「渓流オープンバスツアー」。

　屋根のないオープントップバスは開放感抜群。渓流の心地よい風を受け、フレッシュな森の香りに囲まれながら、360度の絶景を楽しむことができる。

2021.08.03(火)
文＝サトータケシ