この夏、体験してみたい旅スタイルといえば、“おひとり温泉”。
密を避けて、周囲に気兼ねすることなく温泉を満喫すれば、心と体がすっきりリフレッシュ! さらに土地の文化やご当地の美味を、“おひとり様”で楽しめる宿に泊まれば、旅はいっそう思い出深いものになります。
そこでおすすめは、星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」。地域の魅力にふれられる、おこもりグッズも充実しているので、“ひとり時間”を贅沢に堪能できます。
ひとりが楽しい伝統工芸のおもてなし
◆界 津軽[青森・大鰐温泉]
お風呂はやっぱり、ゆったり大きな湯船が気持ちいい!
温泉旅館の魅力といえば、なんといっても全身ゆったり伸ばせる贅沢なお風呂。しかも、運よく“おひとり様”で独占できたら、とても得した気分です。
古くから湯治場として知られてきた津軽の奥座敷・大鰐温泉にたたずむ温泉宿「界 津軽」。
青森の伝統工芸・津軽こぎん刺しをテーマにした客室、風情ある大浴場、津軽の文化にふれながらくつろげる「津軽四季の水庭」など、随所にご当地の魅力がちりばめられています。
大浴場には、風情ある青森ヒバの湯船が鎮座。とろみのある名湯をたたえていて、みずみずしい緑の景色を眺めながら満喫する湯浴みは、気持ちよさ抜群です。
朝・夕の食事は、目と舌が喜ぶ料理が自慢の食事処で。
プライベート感ある半個室もありますが、おひとり温泉旅なら開放感あふれるテーブル席がおすすめ。春のとげくり蟹、夏のアワビのほか、大間のマグロなど贅を尽くした内容が魅力的です。
そして「界」での滞在といえば、ご当地の文化を色濃く反映させた「ご当地部屋」が人気。
障子やベッドボード、フットスローなどに「こぎん刺し」を取り入れた「津軽こぎんの間」を用意し、客室で楽しめるこぎん刺し体験もトライしてみて。
また、ご当地ならではの体験としては、毎晩開催される津軽三味線の生演奏が、圧巻の迫力で必見。「津軽四季の水庭」で秋に開催される、リンゴのお菓子を味わうお茶会も見逃せません。
界 津軽
所在地 青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1
料金 (1名) 平日 25,000円~、休前日 31,000円~ ※1室2名利用、夕・朝食付き
アクセス JR大鰐温泉駅から送迎バスで約5分
https://kai-ryokan.jp/tsugaru/
里山の風情に癒やされる渓谷の湯宿
◆界 川治[栃木・川治温泉]
鬼怒川と男鹿川が合流する峡谷に開けた川治温泉郷の「界 川治」。敷地内に水車小屋がたたずみ、のどかな里山風情の漂う宿です。
渓流沿いの大浴場には2つの露天風呂を用意。野趣にあふれ、せせらぎを聞きながら爽快な湯浴みを満喫できます。
食事処では、この土地ならではのジビエ料理を。牛・豚・猪を味わえる「里山三彩しゃぶしゃぶ鍋会席」は、満足感たっぷり。地元に伝わる説話にちなんだ鍋を味わえる朝食も好評です。
客室タイプも多彩で、ぜひ泊まってみたいのが最上階に7室限定のご当地部屋「野州麻紙の間」。野州麻紙や稲穂を漉き込んだサイドボードを設え、里山の四季を表現した空間が素敵。
また、地域の特長的な文化を楽しめる「界」オリジナルのアクティビティ「ご当地楽」では、石臼で大豆を挽くきな粉作りや、和紙の手漉き体験などが。無料で参加でき、ひとりの時間を深めるのにぴったりです。
界 川治
所在地 栃木県日光市川治温泉川治22
料金 (1名) 平日22,000円~、休前日28,000円~ ※1室2名利用、夕・朝食付き)
アクセス 野岩鉄道 川治湯元駅から車で約5分
https://kai-ryokan.jp/kawaji/
2021.07.16(金)