興味あることは沢山あるけど、「To Do List」じゃ重すぎる、スローなウィークエンドにしてほしい。そんなあなたのために、ゆるーい週末の過ごし方ガイドをCREA編集部が5つピックアップしてみました。
もちろん、今週末は部屋でゆっくり寝て過ごしちゃう、なんてのもOK。だって、週末はまた来週もやってくるんだから。
①「とらや市 鉢」で食卓を豊かに

食にまつわる実用的な道具を販売している「とらや市」(とらや 東京ミッドタウン店ギャラリーなどで2014年から不定期で開催)。第9回目となる今回のテーマは「鉢」。
「鉢」は皿よりも深さがあるが、碗や壺よりは浅い、口の開いた容器のこと。煮物やおかずなど食卓の彩りには欠かせない器。形や大きさはさまざまで、爽やかな白い鉢や、しっとりと落ち着いた色合いの鉢など、用途と盛り付ける料理によって印象がガラっと変わるのも魅力です。

今回の展示では、虎屋文庫の所蔵する錦絵や、雑誌『暮しの手帖』の誌面を通じて、はるか昔から現代に至るまで、鉢がどのように使われてきたのかを振り返るほか、全国5か所の焼き物の産地(小石原・信楽・高田・波佐見・読谷村)から10点の鉢を取り上げ、紹介しています。展示している鉢の一部は実際に購入することもできます。
同じ料理でも、よそう鉢によって、食卓の印象は大きく変わります。お気に入りの鉢を見つけて、あなたの家だけの心地よい食卓を見つけてみませんか。
とらや 東京ミッドタウン店
開催期間 ~2021年3月26日(金)
※休日、営業時間はとらやホームページでご確認ください
開催場所 とらや 東京ミッドタウン店ギャラリー
所在地 東京都港区赤坂9-7-4 D-B117 東京ミッドタウン ガレリア地下1F
電話番号 03-5413-3541
https://www.toraya-group.co.jp/toraya/shops/detail/?id=13
②新しい雑誌の世界の魅力

いろいろな情報が詰まった、玉手箱みたいな雑誌。そんな雑誌を読むと嬉しくなってしまいます。お家でコーヒーでも飲みながら、ゆっくりいい雑誌を読む、そんな1日はいかがですか。
実は2020年はさまざまな新雑誌が誕生した年でした。中でもおすすめしたいのが『OYATTU magazine(おやつマガジン)』です。「おやつ」が魅力的なのは言うまでもないことなのですが、それを最大限に表現しようとすると、やっぱり雑誌という形式、そしてこの『OYATTU magazine』がぴったりなんじゃないかと思わせてくれるほどの読み応えです。
誌面で紹介されているのは、いろんな「おやつの姿」。そんな「おやつの世界」は表情豊かで、沢山の気づきを与えてくれます。思いを馳せながらこのマガジンを捲っていれば、時間が自然に過ぎていくこと間違いなし。現在は3号刊行されていて、最新号のVol.3の特集は「大地に根をのばして」となっています。
今の時代を切り取りながら、時を経ても色あせない。そんな“捨てない雑誌”が手元に1冊あれば、週末なんてもう怖くないですよ。
2021.03.18(木)
文=CREA編集部