これはもう奇跡! 即完売続きの幻のマスク・CSDが日本なら手に入る!
カラーメディカルマスクの草分けとして、他の追随を許さない人気を誇るCSDマスク。自由販売が始まって8か月が経つものの、未だ生産量に限りがあるため、販売は限定的。ネット上には「永遠に買える気がしない」との嘆き節が今もあふれている。
2020年9月のレポート後の大きなトピックとしては、国慶節、ブルガリとのコラボレーション(共に非売品)が注目を集めたほか、台湾の映画賞・金馬賞とのコラボマスクの予約販売時、全土のファミリーマートでファミポートが数時間にわたりダウン。その熱狂的人気を報じるニュースは尽きない。
2021年8月に予定されている新工場稼働まで即完売が続くと目されるなか、日本のマスク愛好家には一筋の光明がある。CSD は2020年10月下旬、代理店のカタセにより日本進出を果たしており、高機能カラー不織布マスクとして一部商品を日本国内で取り扱っているのだ。ロフトでの先行販売からはじまり、楽天、ヤフー、Amazon内の直営サイト、東急ハンズ、大手ドラッグストアと販路を拡大中だ。
数多のマスクを収集してきた筆者の実感として、CSDマスクの着け心地は格別と断言する。バイカラーマスクは少々厚手といえるかもしれないが、肌あたりは非常にやさしく、フィット感も上々。2芯型のノーズワイヤーもしなやかに曲がる。この着用感こそがCSDが医療消耗品大手である証であり、真骨頂といえるだろう。
CSDらしいビビッドカラーが目を引くバイカラーマスクは「MACCESARY(マクセサリー)」シリーズとして、3種類を展開。普段使いに向く淡色系は「カラーマスク」として4色を発売している。
直営サイト限定で、著名アーティストの謝金燕(ジェニー・シエ)とのコラボによるレースマスクも発売。本物のレースとみまがうほどの精巧なプリント技術に驚かされる。世界的に最もコピーされたデザインのひとつゆえ、類似品には要注意(台湾で表示上は非メディカルマスクとして販売)。
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2021.02.12(金)
文=堀 由美子