#1 インテリアや服は自分の肌や髪の色と調和するものを選ぶ

 選ぶ基準は自分自身になじむか否か。「個人的に一番自分が美しいな、と思うものは半分懐かしさを感じるもの。その感覚は、自分を育ててきたカルチャーを背負うということにつながると思うんです。和服も好むようになりました。量産品よりもつくり手のこだわりを感じられるものや、“ゆらぎ”のあるアイテムに惹かれます」

#2 睡眠環境を整える

 美に必要なのは良質な睡眠。「心地良い眠りにつくために、夜は照明を暗くし、和ろうそくの光を楽しんだり。お気に入りの寝具はヒオリエというブランドの8重ガーゼケット。肌触りがすごくよく、見た目もおしゃれで季節を問わず使えます」

#3 飲みものは胃腸に優しいお茶が基本

「夜のうちに水出し緑茶をつくって冷蔵庫に入れておき、翌朝それを常温にして飲むのがルーティン。容器はハリオのフィルターインボトルを愛用中。緑茶は寝る前に飲んでしまうと眠れなくなるので、夜はあたたかなほうじ茶を」

2020.11.18(水)
Text=Mayumi Amano
Photographs=Mai Shiotani

CREA 2020年11・12月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

きれいな人がしてること。

CREA 2020年11・12月合併号

揺らがない自分でいるための習慣&コスメ
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定価820円

様々な業界で活躍する人たちの人生を支えてきた習慣とは? 大切にしている美の価値観とは? 時に悩みながらも、美容を通して“自分らしさ”に真摯に向き合ってきた“あの人”に取材。そこから見えてきたのは、揺らがない自分でいるための美容でした。