「佑さん」「亮ちゃん」と呼び合い、互いの芝居が好きだと明言する吉沢 亮と柄本 佑のふたり。先輩と後輩の間に流れる緊張感とは違う、心地いい信頼感と安心感が漂う。3度の共演を経てさらに絆を深めた、いい男たちの微笑ましい仲良し談義。

 CREA WEBでは、CREA2020年9・10月合併号に掲載中のインタビューの一部を大公開します!


最初に会った時から あまり年の差を感じなかった

 26歳と33歳。ふたりの間には7歳の差があるけれど、実際にはあまり年齢差を感じないという。

柄本 初共演したのが3年前の舞台「百鬼オペラ『羅生門』」。あの時はコンテンポラリーダンスのワークショップがあったんだよね。

吉沢 結構長いこと練習しました。

柄本 手と手を触れ合ったり身体を持ち上げたりする作業があるから、変に言葉を交わすよりも距離が一気に縮まったんだと思います。

吉沢 僕の中では、稽古中に佑さんの奥さんに塩むすびを握ってもらった記憶が強いです。

柄本 彼、コンビニで塩むすび買うんですよ。わざわざ120円出して塩むすびを買う気持ちがわかんなくて。次の日に奥さんに、「吉沢くんに塩むすび作ってくんない?」ってお願いしたんです。

吉沢 すごく美味しかったです!

2020.08.22(土)
文=松山 梢
撮影=藤原江理奈
スタイリスト=荒木大輔(吉沢)、林 道雄(柄本)
ヘアメイク=小林正憲(SHIMA/吉沢)、廣瀬瑠美(柄本)

CREA 2020年9・10月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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CREA 2020年9・10月合併号

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