表参道の人気サロン「Of HAIR(オブヘア)表参道店」で、2週間分の指名予約が1分で埋まる小西恭平さん。
Instagram&Tik Tokフォロワーは27万人超えの小西さんの著書『あなたは髪を切らなくても変われる』より、セルフテクニックを大公開。
自宅でサロン級のセルフテクニックで新しい自分を発見しませんか?
どうにかしてほしい! ともっともよく言われるのが、伸ばしかけの前髪。これに至っては「がんばって我慢してください!」と言いたいのが本音です(笑)。
つらいのは僕にもわかるのですが、ちょっと考えてみてください。あと2カ月我慢したらかわいくなれるわけですから、もう少し辛抱していただければ……。
とはいえ、中途半端な前髪を放置するとただのボサボサな印象になって、気分的にも上がりません。いくつか応急処置をお出ししますね。
ひたすら横に流す
中途半端な前髪は、分け目を作って横に流すのがいちばん。つらいでしょうが、これで我慢です。ドライヤーを前髪の下から当てると、髪が自然な方向に分かれていきます。
そのまま温風をしばらく当て続けるとクセがつくので、横への自然な流れを作ることができますよ。
すきバサミで毛先だけをすく
すきバサミで毛先だけちょんちょんとすくと、量が減り、多少イライラも減少します。すきバサミを使えば、長さは変わりません。前髪を一点に集めて毛束を持ち上げて、毛先からすいてみてください。
アメピンで留めて 上から髪をかぶせる
まず、前髪を適当なところで分けて束にし、後ろ方向に向かってこめかみあたりをアメピンで留めます。バックの髪をアメピンで留めた部分にかぶせれば、目立ちません。応急処置ですが、視界が開けます。
うざバングにする
少し個性派向けですが、前髪の量を減らして髪をあえて垂れ流しにし、うざバングにしてしまうのもひとつの手です。
うざバングとは、名前の通り、目にうざったい前髪のこと。前髪は目にかからないように切ったり、ピンで留めたりするのが基本ですが、逆にうざバングは少量の髪を顔にふわっと垂らします。こうすることで色っぽさや抜け感を表現でき、“あえておしゃれでやっている感”を出すことが可能。
方法は簡単。前髪の上半分量の髪を取り、横に分けてサイドの髪となじませるだけです。残った前髪はそのまま。濡れ感の出るヘアオイルをつければ今っぽさが際立ちます。伸ばしかけの前髪を全部おろしている状態だと野暮ったいけれど、少量にすることで、こなれ感が出るのです。
月イチで美容室に行かなくたっていい
2020.07.23(木)
文=小西恭平
撮影=布施鮎美
イラスト=もと潤子
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