塩を使い分けて楽しむ 肉厚のトンカツ
#Type02 「いっぺこっぺ 大門店」

塩で食べるトンカツのブームを作った人気店がオープンしたカツカレー専門店。
林SPF豚をラード100%で揚げ、余熱で火を通すから肉はジューシーで衣はサクサク。
「名店の味を楽しむべくトンカツを十分に堪能することに食べ方のポイントを置きました」(市島さん)
◆食べ方解説
①② 左右両端のカツをカレーに沈めて放置し、「ヅケカツ」を作る。
③ まずは、左から2番目の一番おいしいとされるカツに着手。
店の推し・ヒマラヤ岩塩ナマックをカツの断面の肉部分にふりかけ(衣にはかけない)、塩でトンカツを堪能する。
すかさずごはんを口に運び、純粋に「カツライス」として楽しむ。

④ キャベツを食べて口の中をリセット(=キャベツリセット)する。
⑤ 次に大きいカツは、ピンクロックソルトをかけて味わった後、すぐにごはんを。
⑥ その後キャベツリセットする。
⑦⑧ その次に大きいカツはテキサスの岩塩をかけて味わい、ごはんを口に運んだ後、キャベツリセット。
⑨⑩ 次の大きいカツは、3種類試した塩の中で、自分が一番気に入った塩でいただく。いわゆるおかわり用。すぐさま、ごはんを運ぶ。それからキャベツリセット。
⑪⑫ 次のカツは、ソースをかけて堪能し、ごはんを。すかさずキャベツリセット。
⑬ 十二分に「カツライス」=トンカツ定食を堪能したら、いよいよカレーに着手。ここでスプーンが初登場、まずはカレーだけをすくって味わう。
⑭ カツの断面にカレーをかけて食べ、すぐにごはんで追いかけ、口の中で「カツカレーライス」を楽しむ。
⑮ 「ヅケカツ」に手をつける。左端のヅケカツは半分に切ってそれだけを味わい、残り半分はごはんと共に味わう。
⑯ スプーンにごはん、カレー、右端のヅケカツをのせ、スプーンの上に「ヅケカツカレーライス」の小宇宙を作る。
⑰ とうとうカツは終了。残ったごはん、カレー、キャベツを混ぜ合わせ、ワイルドに食べてフィニッシュを迎える。
●カツカレーのタイプ:分離独立派
トンカツには絶対にカレーがかかってほしくない、完全セパレートを主張する派閥。
●使用したカトラリー

●使用した3種の塩

左から:ピンクロックソルト、テキサスの岩塩、ヒマラヤ岩塩ナマック。
2020.06.22(月)
文=嶺月香里
撮影=鈴木七絵、平松市聖
CREA 2020年6・7月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。