温泉は全国各地に多いから、行くところを選ぶのが大変……。

 文筆家・甲斐みのりさんは「温泉の窓をきっかけに宿の建築や調度品に興味を広げると楽しさも一層深まる」と意外な視点でお勧めします。

 決め手は「窓から気持ちいい日差しが降り注ぐ温泉」。さっそくご案内!


明治の面影と情緒が息づく 蔵造りの湯

●十八楼[岐阜・長良川温泉]

「いつか訪れてみたいのが、明治時代の旧家の蔵を再生させた“蔵の湯”。

 125年前の梁を見上げながら温泉に浸かれるとは贅沢。昭和初期のステンドグラスもはめ込まれ、情緒たっぷり」と甲斐さんは語ります。

 「宿の近くには鵜飼船の乗船場があり、鵜飼いの時期に行くのもよさそうです」。

十八楼

所在地 岐阜県岐阜市湊町10
電話番号 058-265-1551
宿泊料金
◆1室1名利用時の1名最低料金 平日 22,000円~、 休前日 25,300円~
◆1室2名利用時の1名最低料金 平日 17,600円~、 休前日 17,600円~
ひとり料金 1泊2食付き 22,000円~
ひとり対応 通年可
客室数 105室
食事 朝:食事処/夕:食事処
チェックイン 15:00/チェックアウト 10:00
交通 JR・名鉄岐阜駅よりバスで約20分
http://www.18rou.com/index.html
●すべて税込、Wi-Fiあり

●Recommender
甲斐みのりさん

文筆家。大阪芸術大学文芸学科卒業。旅、散歩、クラシックホテルや建築、雑貨や暮らしなどを主な題材に、地方自治体の観光書籍や雑誌に執筆。案内パンフレットの制作や講演活動も行う。

2020.02.27(木)
Text=Etsuko Onodera

CREA 2020年2・3月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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