源泉数日本一を誇る 別府温泉のルーツを散策
「ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構」が中心となり、全国の温泉地を舞台に開催されている「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」。
お湯を楽しむだけでなく、“めぐる”“たべる”“つかる”を通じて魅力を発信。世界に誇れる温泉を体感できるようなツアーが繰り広げられています。
別府での開催は今回で4回目。「ANA インターコンチネンタル別府リゾート&スパ」との共同開催による特別企画「Premium ONSEN・ガストロノミーウォーキング in BEPPU」としてツアーが実現されました。
「別府のルーツをたどる旅」をテーマに、まずは別府温泉の源泉「塚原温泉 火口乃泉」へ。塚原温泉に到着すると、そこから山道を5分ほど上り、別府八湯の源泉がある火口を見学。
100℃以上の噴気で蒸した蒸し卵も味わって、大地のパワーを体感しました。
まるで美食リレー! 別府グルメ4軒を一気に堪能
次に、ガストロノミーウォーキングの醍醐味であるガストロノミーポイントを巡ります。
今回は4つのスポットを巡りながら各店で料理を1品ずつ味わい、前菜からメインディッシュまでリレー形式でコースを堪能できる趣向に。
まず塚原高原に佇む一軒宿「forest inn BORN」で前菜を堪能。
次に、薬膳レストラン「蒸士茶楼」で江戸時代から伝わる地獄蒸しの薬膳料理をいただいたあと、鉄輪温泉を歩きながら「旧富士屋旅館・富士屋Galley一也百」を目指します。
登録有形文化財にも指定されている趣のある館内では、お口直しのデザートとドリンクを味わう贅沢な時間を満喫しました。
メインディッシュはイタリアンレストラン「Otto e Sette Oita」で。
別府特有の地獄蒸しを活用し、炭火で仕上げたおおいた和牛を堪能して、大分グルメを味わい尽くしました。
2020.01.26(日)
Text & Photographs=Chiaki Tanabe〈Choki!〉