8月9日の深夜0時にお参りをすると
4万6,000日分お参りしたことに!

 女人高野と言われ女性が幸せになるお寺として人気の「摩耶山・天上寺」。

 摩耶山には神戸や大阪の街、紀伊半島、明石海峡大橋などを望める観光客にも人気の展望スポットが点在しているのだが、注目したいのは、その山上にある天上寺。

 ここでは今年、33年に一度の催しが開かれる。秘仏三尊の御開帳だ。

 特に、8月8日は観音様に向けて天から除災招福の星がくだる日。日付が変わる8月9日の深夜0時にお参りをすると、4万6,000日分お参りした功徳があるといわれている。

耶山のはじまりの場所、天上寺。日本で最初に安産腹帯を授けた寺としても親しまれている。

 摩耶山は、神戸市灘区の六甲山地中央に位置する標高702メートルの山。その名前は、釈迦の生母で女人守護の仏でもある「摩耶夫人」から由来している。

普段は閉ざされている宮殿の扉が開くのは、33年に一度だけ。

 摩耶山天上寺の秘仏は、金堂内陣の宮殿にお祀りされている「十一面観音」「不動明王」「毘沙門天」の三尊。

 御開帳期間中は、毎日3回僧侶による清めの加持と法話がある他、御開帳記念の御札、期間限定の御朱印、記念品なども授けられる。

ガイドウォークと一緒なら
“廃墟の女王”に接近も

軍艦を連想される外見から「軍艦ホテル」と呼ばれ親しまれていた旧摩耶観光ホテル。

 今年5月には、「COOL JAPAN AWARD 2019」のNational Park部門に「摩耶山の夜景(瀬戸内海国立公園)」が認定された。

 摩耶山の歴史の痕跡に触れられる「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク」に参加すると、普段は立ち入り禁止である話題の廃墟、旧摩耶観光ホテルにも大接近できる。

摩耶山中の草木に囲まれた斜面の中で年月を重ねた摩耶観光ホテルは独特の美しさを持ち、朽ちていくその姿は「廃墟の女王」と呼ばれるに相応しい。

 「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク」では、旧摩耶観光ホテルだけでなく、火災で焼失した旧天上寺の跡地である摩耶史跡公園や、柱を残すだけの廃屋となっている摩耶花壇なども巡る。

建物の経年劣化から、現在ツアーで行くことのできる範囲もいずれ立ち入り禁止になる可能性も。

 摩耶山天上寺の秘仏三尊御開帳は、2019年8月1日(木)~8月15日(木)。

 天上寺は、女性が幸せになるお寺だ。ぜひこの機会にお参りしてみては。

秘仏三尊御開帳

開催期間 2019年8月1日(木)~8月15日(木)
開催時間 10:00~16:00
※期間中は17:00に閉門

大本山 摩耶山天上寺

所在地 兵庫県神戸市灘区摩耶山町2-12
拝観時間 9:00~17:00
定休日 無休
電話番号 078-861-2684
http://www.mayasan-tenjoji.jp/

2019.07.20(土)
文=木間のどか