超絶不器用さんでも簡単に眉が描ける 顔に装着する画期的アイブロウガイド

メイク下手さんお助けコスメ
#03 アイブロウガイド

 「実はメイクが下手」「会社にはメイクをして行かなきゃいけないから一応しているけれど、ホントは面倒くさい……」。そんな女性のための、便利で時短が叶うアイテム、最近意外に増えてきています。メイク下手さんお助けコスメ、全5回でお届けします。

　少しでもメイク時間を短縮できたり、不器用な人でも簡単に上手くメイクできたりするプチプラアイテムのご紹介、第3弾はちょっと変わり種のコレ。

◆三宝
アイブロウ バー
アイブロウ セルフガイド

　パッと見は、「ん？　いわゆる猫耳アイテム？　ハロウィン？」というお遊びもののような印象を受けるかもしれませんが、いえいえこれが、かなり便利なアイテムなんです。

　これの使い道はふたつ。

　ひとつは、素の眉毛を理想の形へ整えるためのガイド、としての使い方。

　装着し、ガイドの隙間部分の中を塗りつぶします。次にガイドを外して、塗りつぶした部分からはみ出している眉毛を、カットしたり抜いたりすればOK。

　もうひとつは、単純に隙間部分をアイブロウペンシルやパウダーで埋めて、眉毛を描くためのツールとしての使い方です。

　眉頭側を薄めの色で、眉尻に向けて濃い色を塗っていくとよりよいそう。

　超絶的に不器用で「眉が上手く描けないのが悩み」の人には、わかりやすいしかなり助かるアイテムです。

  「でも眉毛のプレートって、今までにもあるし」と思うかもしれませんが、過去から最近まで様々にある眉プレートは、基本的にプラスチックなどの板状で、片側ずつ手でプレートを押さえながらもう片方の手で描く、というものが多かったと思います。

　アイブロウガイドが画期的なのは、後ろ側のゴムでお面のように顔に装着できるので、両手が自由な状態で作業が出来る点！

　両手が自由な状態って、想像以上にラクです。

　今までに存在する眉プレートで、両眉を一度に描けるタイプのものでも、両手が自由に使えるものはなかったと思います。

　また、凹凸のある顔に対して平たいプレートを押し当てながら描く、という作業は結構難しかったと思いますが、このガイドはくにゃくにゃと曲がる柔らかい素材なので、顔の凹凸にピタッと合わせやすい。そういう点もよく考えられているなと思います。

　さらにコレだと利き手がどちらだとしても、左右の眉を対称に描きやすい、という点も優秀。

　ガイドの眉頭の上辺りにあるグレーの三角マークは、そこを小鼻の凹んだ部分からの延長線上に合わせる、という目安。

　実は猫耳も、可愛さをプラスするお遊び部分というわけではなく、装着したあとの位置調節をする時に引っ張るためについているという、隅々まで考えられた作り。

　それもそのはず。このアイブロウガイド、実は銀座で10万人以上の眉毛を整えてきている、「mine」という眉サロンがプロデュースしたアイテムなのです。
　
　メイクのプロセスの中でも、眉毛って相変わらず「難しい」ととらえられているパーツのようで、特に一度も素の眉毛を整えたことのないビギナーには、自然でキレイな形の眉毛を描くのは難易度の高いワザ。

　初めは「mine」などの眉毛専門サロンに行ければよいですが、家の近くにはない、ということも多いと思います。

　だからこそガイドラインとなる眉プレートの人気が衰えないんだと思いますが、このアイブロウ セルフガイドには、まったく新しい便利さを感じます。

　眉メイクが弱点、という人は、一度試してみる価値アリ、です。

私はココで購入しました

・渋谷ロフト
https://www.loft.co.jp/shop_list/detail.php?shop_id=189

2019.04.04(木)
文・構成＝斎藤真知子