ハワイのサスティナブル(継続可能)な食生活をお勉強

 イベントには、パーティだけでなく、古代ハワイアンの食生活を学ぶツアーもあり、そちらにも参加。

 かつて、諸外国と交流のなかった島国ハワイでは、自分たちで食べるものは自分たちでつくる、という自給自足が基本でした。

 資源に限りがあるからこそ、自然の力を損なわず、自分たちの生活を確保することがなにより大事だったのです。

 そこで発達したのが、入江を利用した魚の養殖技術や山中でのタロイモの栽培など、自然を活かした技術。

 資源不足な現代に生きているからこそ、これらの技術や考え方は新鮮で、興味深いものでした。

 と、そんなお勉強のあとはもちろんお楽しみのごはんタイムも!

 伝統料理「マグロのポケ(四角に切ったマグロと海藻などを混ぜた料理)」や、「カロ(タロイモのペースト。ハワイ先住民の主食)」を自分たちでつくっていただきました。

 そのほかにもケアロハ・ドミンゴ氏がつくる絶品伝統料理のコースを、またもやおいしいワインとともにいただき、大満足のツアーでした。

「ポケ」とは「四角く切る」という意味。四角く切ってればなんでもポケになるそう。こちらはマグロやタロイモのポケ
タロイモをすり潰してもちもちとした「カロ」に

 世界中から美食家が集まり、大盛況だった今回のイベント。

 古代ハワイアンの示唆に富んだ賢い食生活がベースにある地だからこそ、一流シェフが興味を持ち協力したため、成功したのかもしれません。

 ハワイに来た際はハワイ産の素材を使った、ちょっと豪華な食事も楽しんでみてくださいね。

協力:ハワイ州政府観光局
公式サイト www.gohawaii.jp
Facebook www.facebook.com/discover.aloha

2012.10.28(日)