Magnificent View #1427
リーズ城(イギリス)
美しい景観が広がっていることから、「イギリスのガーデン」ともいわれる、英国南東部のケント州。なかでも、ひときわ美しさを誇っているのがリーズ城だ。
ここに石造りの城が建てられたのは12世紀のこと。13世紀のイングランド王、エドワード1世の時代に王宮となった。
エドワード1世の後妻だったマーガレットに譲渡されてからは、未亡人となった元王妃がこの城を所有するのが習わしに。その後、エドワード2世王妃のイザベラ、リチャード2世王妃のアン・オブ・ボヘミア、ヘンリー4世王妃のジョーン・オブ・ナヴァールなど、6人の王妃がここに暮らした。
なかにはフランスから嫁いだ王妃もいたため、豪華な装飾が次々と施されたという。そんな宮殿は、「貴婦人の館」とも呼ばれている。
城内には、船でのんびりと巡るお堀あり、気球に乗って宮殿を眺めるアトラクションあり、中世を再現したテント風の宿泊施設あり……と、まるでテーマパークさながら。王妃が暮らした時代を想像しながら、優雅な雰囲気に浸ってみたい。
文=芹澤和美
