旅する女性を全力で応援する 軽くて優秀コスパのアイシャドウ

旅にオススメのプチプラコスメ 2018初夏
#04 アイシャドウ

 旅行に持って行くコスメ選びって難しい！ 荷物は出来るだけ軽くしたいけれど、写真もたくさん撮るだろうし、肌状態やメイクはやっぱりキレイに保ちたい……。そんなオンナ心を助ける、知ってるとお得なプチプラコスメ。

 今回は、軽くて小さく、でも使い勝手抜群のアイシャドウです。

◆キス デュアルアイズ B
◆キス デュアルアイズ S

 旅先でのアイメイクも、人によってかなり考え方に差が出るところ。「旅先ではそこまでしっかりアイメイクは必要ない」という人、「アイラインとまつ毛さえ主張出来ればアイシャドウはなくてもいい」という人、さまざまだと思います。

 「アイシャドウは定番の4色セット(あるいは5色セット)を必ず持って行く」という人もいるでしょう(はい、私のことです)。逆に、「パレット型のアイシャドウは結構かさばるし重さもあるから持って行かない」という人も。

 そう、「重い」「かさばる」は、「旅コスメ」として不利な条件。その逆の「軽い」「スペースを取らない」が重要なキーワード。そのふたつのキーワードを軽々クリアする、褒め倒したいアイシャドウが登場しています。

 それがキスの、デュアルアイズシリーズ。

“B”は上品な輝きのベーシックラインで、“S”はラメやパールが大胆に輝くシャイニーライン。左から、キス デュアルアイズ S 10、キス デュアルアイズ B 02 各1,100円／P.N.Y. DIV.(伊勢半)

 2018年2月に発売されたばかりの新顔なのですが、4センチ四方(プチプラ美調べ)の正方形ケースに2色入りのアイシャドウ。輝き方が上品なベーシックラインの“B”と、ラメやパールが大きめのシャイニーライン“S”の2タイプで、計12色あります。

 このアイシャドウ、2色をいわゆるグラデに仕上げてもいいし、上まぶたと下まぶたで分けてもOK、1色はまぶた全体に、もう片方の色を目尻側だけにしてもいいし、もちろん単色だけを使うことも可能、と、たったひとつでも使い方がいろいろ考えられる点が、「旅コスメ」としてかなり優秀。

 指で伸ばしてもムラなくついてキレイに輝くので、まぶたの立体感も簡単に出せます。

ポップカラーのコンビ、“S”タイプは遊び心満点の組み合わせ。左から、赤みピンクが可愛い07、初夏から夏にぴったりのブルー×若草グリーンの09、大人も使いやすいパステルトーンの11。キス デュアルアイズ S 各1,100円／P.N.Y. DIV.(伊勢半)

 “S”タイプは華やかカラーなので、「派手過ぎなんじゃない？」と感じるかもしれませんが、ジュエルパウダーという独自のパウダーがかなりシアーな質感なので、発色はよいけどキツクならず、思っているより顔の中にしっくりなじみます。

 “B”の方はグラデーションを作りやすい2色セットで、旅はもちろんオフィス用メイクにも使えるコンビばかり。私はシックな01が気に入っております。

ベーシックカラーのコンビ、“B”タイプは落ち着いた色バリエ。左から、グレー系の01、人気の高いオレンジ系の03、甘めなピンクトーンの05。キス デュアルアイズ B 各1,100円／P.N.Y. DIV.(伊勢半)

 そしてこのコンパクトなサイズと、1個1.8グラムという軽さ！ 仮に2個持っても3.6グラム(14粒入りのガム1個でおよそ20グラムです)。これならためらわずにポーチにもバッグにも、ポンと入れて行けますよね。

 「軽い」「スペースを取らない」の条件を充分クリアしていて、実は美容成分、うるおい成分も配合されているという、ちっちゃいのに頼れるアイシャドウなのです。

 「旅先でくらい、オフィスでは使えないポップなカラーを楽しみたい」人や、「まぶたがノーメイクだと顔がぼやけちゃうから最低限アイシャドウは塗りたい」なんて人の「旅コスメ」としても最適。私も今年の旅行には2個持って行こう、と今からリストに入れています。

2018.05.09(水)
文・構成＝斎藤真知子