#02
コンビニコスメのクオリティを
底上げするスーパー優秀ファンデ

 こんにちは、プチプラ美です。前回に続き、2017年のマイベスト・プチプラコスメを発表!

 ワタシ的プチプラコスメの定義のひとつが気軽に買えるもの。というわけで、2回目はコンビニコスメをピックアップ。コンビニエンスストアには「便利」だけじゃない、優秀コスメがあるんです!

「お直し用」からメイン使用にする人多数!
◆パラドゥ パウダリィファンデーション

 以前から「使えるコンビニコスメ」として人気の高かったパラドゥがいっせいリニューアルしたのが2017年の春。

 「メイク直し」にとことんフォーカスして、持ち運ぶ時のためにとにかく軽く! 小さく! でも直した時に確実にパッとキレイになるように、と設計されたメイクアップアイテムはどれも使い勝手がよくてものすごく優秀。

 若い女子にはイエローグロスが受けているようだけど、大人の女性へのイチ押しは、これ、パウダリィファンデーション。

白地に線画のイラストのみ、のシンプルデザインが新鮮。パウダリィファンデーション SPF26・PA+++ 全3色 各1,100円/パラドゥ

 まず何よりも、ササッと適当に手早く塗ってもムラになったりせず均一にピタッとつく。多少荒れ気味でも「あれ、肌キレイに見えるじゃない?」と思えるレベルに戻してくれる。

 移動中に外出先のトイレで急いで直したい時に、メイクアップアーティスト級のスポンジ技を繰り出している暇なんてないから、適当に塗ってもキレイに見えるって本当にありがたいんです。

 このキレイさの秘密のひとつは、皮脂をとにかく吸着して排除するよう設計され、さらに時間がたっても皮脂と混ざらないパウダーが入っているから。崩れたメイクの上にダイレクトにのせたとしても、ヨレないし厚ぼったくも見えない。時間がたっても、にっくき毛穴落ちもしない。あと、変にマットすぎない点も優秀。

 もうひとつの秘密は、くすみを飛ばしてくれる“隠しイエロー”の存在。イエローは光の反射力が高くて、実は肌色を明るく見せてくれる色、なのだそう。シリーズ通して“隠しイエロー”は活躍してくれてます。

鏡とシートの設計が秀逸~。円の直径がおよそ60mm、厚さはおよそ17mmの手の平サイズ(プチプラ美調べ)。

 さらに、上の写真で分かるように、ありそうでなかった、フタ裏が余白ゼロで全面鏡! 持ち運びサイズでも出来る限り鏡を大きくしよう、という努力がエライですよね。

 ちなみにパウダーを覆うフィルムも、落ちないような設計になっているのもエライ。いつもヒラヒラと落ちて、伸ばした爪ではすぐ拾えずイライラさせるあいつ、結局捨てるはめに……、ってこともありません。

 スポンジに取った時のファンデの量が少なめに感じると思うけど、その理由は「パウダーの硬さ」×「スポンジのクッション性と密度」のバランスが計算されて、お直しに必要な量だけをのせるように考えられているから。

「お直しさん」の、普通のキレイな女性っぽい印象がGOOD。

 もうひとつ「その手があったか」なのは、初めから脂取り紙がセットになっている点。しかもこの脂取り紙、横98×縦45ミリ(プチプラ美調べ)とかなり細長の長方形で、横長のままおでこにぴたっ、横長のまま鼻を中心にぴたっと、脂を取りたい部分にぴったりフィットする形。開発者たちが知恵をしぼって「使いやすいように」と考えてくれている姿が目に浮かびます。

 仕上がりと使い勝手のあまりの優秀さに、「お直し」用のはずが「お直し用として使い始めたが、朝からメイン使いしている」という声もかなり多いそう。私もすでにそのひとり。大人だからこそよさを実感できるファンデ、お試しあれ。

パラドゥ パウダリィファンデーション SPF26・PA+++ 全3色
各1,100円
http://www.parado.jp/lineup/base/powderyfande.html

◇パラドゥ
フリーダイヤル 0120-335413
http://www.parado.jp/

●私はココで購入しました
「セブン-イレブン」

プチプラ美
高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。

Column

大人がうっとり♡ 優秀プチプラコスメ

大人にもオススメしたい、大人にこそ使ってほしい優秀なプチプラコスメ。コスメファンのプチプラ美が、いつものあのショップで見つかる、使ってよかったアイテムを紹介します。

2017.12.14(木)
文・構成=斎藤真知子