力むことなく、肩の力がほどよく抜けて見えるのに、たおやかな存在感を放つ女性は、眉がなんだか“いい感じ”。メイクアップアーティスト村松朋広さんが今どきの眉の色、形、質感をレクチャー。
◆Make-up Advice #01
日本人の眉の色に
違和感なくとけこむ
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◆水彩画のように繊細な発色のリキッドと、ワックス状パウダーの合わせ技でナチュラル仕上げのヘルシーな眉に。フルブロウ 05 3,800円/バーバリー
◆コーム状のアプリケーターがしっかりと眉毛をキャッチし、ひと塗りで濃密にコーティング。つややかで繊細な印象に。ブロー:コーム モスブラック 3,300円/シュウ ウエムラ
◆髪が茶色の人はグレイッシュブラウンをチョイス。ななめのシェイプが描きやすい。スティロ スルスィル ウォータープルーフ 810 4,500円/シャネル
黒髪が主流の今、眉毛の色もダークニュアンスにチェンジしたい。
「イチオシはナチュラルなダークグレー系のカラー。日本人の眉毛の色に違和感なくとけこむから、顔のなかで眉だけが変に主張することも避けられます。一本一本丁寧に描き足すようにすると、さらに自然な仕上がりに」
眉色をリセットするだけで、肩の力が抜けた、自然体の印象に。
バーバリー
フリーダイヤル 0120-77-1141
シュウ ウエムラ
電話番号 03-6911-8560
シャネル
フリーダイヤル 0120-525-519
●今回、お話を伺ったのは……
村松朋広(むらまつ ともひろ)さん
メイクアップアーティスト。2009年より、ロンドン、パリ、NYにて活動。2016年に帰国。ファッション、ビューティを中心に雑誌や広告等で活動している。
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2017.09.23(土)
文=鬼木朋子
撮影=釜谷洋史〈still life〉
CREA 2017年10月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。