力むことなく、肩の力がほどよく抜けて見えるのに、たおやかな存在感を放つ女性は、眉がなんだか“いい感じ”。メイクアップアーティスト村松朋広さんが今どきの眉の色、形、質感をレクチャー。
◆Make-up Advice #02
パウダーで自然な眉山をつくる
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◆眉山づくりだけでなく、アイゾーン全体の立体感づくりにも使える優秀パレット。ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクト 01 4,200円/カネボウ化粧品
◆下の2色のマットなナチュラルカラーとクリーミーなハイライト。精密に仕上げるツール類も充実。グレイト ブロウ トープ 3,800円/M・A・C
「太くて平行な形の眉が流行っていますが、女性の顔が一番美しく見えるのは眉山のある眉だと思うんです」
眉山に角度がついた眉には、正面から見た場合も横からの視線に対しても、顔に立体感を感じさせる働きが。
「おおげさな角度をつける必要はありません。眉の骨の位置を意識して、パウダーで自然な眉山をつくってみてください」
<HOW TO…>
「眉頭よりも少しだけ高い位置に眉山をつくりましょう。眉の下側を描き足さないようにすると自然に角度がつき、女性らしい印象の眉に仕上がります」
カネボウ化粧品
フリーダイヤル 0120-518-520
M・A・C(メイクアップ アート コスメティックス)
電話番号 03-5251-3541
●今回、お話を伺ったのは……
村松朋広(むらまつ ともひろ)さん
メイクアップアーティスト。2009年より、ロンドン、パリ、NYにて活動。2016年に帰国。ファッション、ビューティを中心に雑誌や広告等で活動している。
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2017.09.25(月)
文=鬼木朋子
撮影=釜谷洋史〈still life〉
CREA 2017年10月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。