“魔の6月”に我が家を襲った パリのアパルトマンの契約事情
あの恐ろしい連絡が入ったのは、夏休みをあと1カ月ほどに控えた、6月3日のことだった。 6月が、フランスで子育て中のママには“魔の6月”と呼ばれるのをご存知だ…
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2015/09/13
COLUMN
2014年に結婚を解消してフリーとなってからの生き様と生活について、「パリの生活者」の視点で綴るエッセイ。2016年7月から日本で「NEWS23」(TBS)のキャスターに就任した雨宮塔子さんが、16年間住んできたパリの情景を振り返ります。※こちらの連載に書き下ろしを加えた単行本『パリに住むこと、生きること』が、2016年11月25日(金)に発売になります。
雨宮 塔子
フリーアナウンサー/エッセイスト。
1970年東京生まれ。成城大学文芸学部英文学科卒業。1993年TBS(株式会社東京放送)に入社。同年「どうぶつ奇想天外!」、翌年「チューボーですよ!」の初代アシスタントを務めるほか、報道番組やスポーツ番組、ラジオ番組などでも活躍。1999年3月に6年間のアナウンサー生活を経てTBSを退社。単身、フランス・パリに渡り、フランス語、西洋美術史を学ぶ。2002年パリ在住のパティシエと結婚。2003年長女を、2005年長男を出産する。2014年結婚生活を解消。2016年7月「NEWS23」(TBS)キャスターに抜擢。拠点を日本に移す。雑誌「ロフィシャル ジャパン」でもエッセイを連載中。
著書に『金曜日のパリ』、『雨上がりのパリ』(ともに小学館)、『それからのパリ』(祥伝社)、『パリ アート散歩』(朝日新聞出版)、『パリごはん』『パリのmatureな女たち』(幻冬舎)、『パリ、この愛しい人たち』(講談社)等。