日中は観光客で賑わう浅草寺も、早朝はとても静か。 「粋だねぇ、明けの浅草さんぽ」期間:通年、時間:4月1日~9月30日 6:00AM、10月1日~3月31日 6:30AM、所要時間:1時間、対象:年齢制限なし、含まれる内容:ツアーガイド、定員:最小催行人数1名、最大定員10名、集合場所:屋上のルーフトップテラス、料金:無料。 インバネスコートを着たOMOレンジャーとともに二天門をくぐり抜けて、いざ早朝の浅草寺へ。浅草っ子の粋を感じる、浅草巡りがスタート。 コースは二天門から入り、浅草神社、本堂、西境内、宝蔵門、仲見世、雷門まで。 ほとんど人がいない境内。境内から雷門までまっすぐ見渡せるのは、この時間帯ならでは。 朝座が始まると同時に、本堂がオープン。浪々と響く読経を聞きながら、朝の清々しい雰囲気の中で地元の人たちに交じってお参り。 ガイドツアーでは要所要所で立ち止まり、フリップでの説明やクイズなどを織り交ぜながら話を聞かせてくれる。江戸の人が詠んだ川柳の紹介もあり、当時の考え方や物事の捉え方などを知ることができるのも楽しい。 西境内は、本堂を正面に見て左側に位置。 子育地蔵尊、商徳地蔵尊、出世地蔵尊など、少し見回すだけでもたくさん祀られている。誰でも自分に当てはまるものがあるはず。 お金のご利益のイメージがある弁財天は、琵琶を持っていることから音楽によいとされ、そこから芸事にもご利益があるとされているそう。「ライター業にもおすすめです」とのことで、しっかりとお参り。 宝蔵門は江戸城からの鬼門に位置し、大わらじが厄除けの役割を担う。 早朝のため、シャッターが下りている仲見世。閉まっていても観光客を楽しませられるようにと、シャッターには白鷺の舞や三社祭、ほおずき市など浅草寺に関わる行事などが描かれている。 仲見世にある人形焼と雷おこしの店「三鳩堂」の人形焼。観光客のために早朝から開けている日もあるそうで、挨拶をした後、なんと全員におすそ分けをしてくれた。OMOレンジャーとご近所さんのつながりの強さや、浅草っ子の粋を随所で感じられる。 観光地としてだけではない、知られざる浅草の一面に触れるひとときに。 「浅草落語ナイト」期間:毎週金・土曜日、時間:21:00、所要時間:30分、対象:年齢制限なし、含まれる内容:落語、集合場所:13階のOMOベース、料金:無料。詳細は公式サイトにて。 屋上からの眺め。朝焼け、マジックタイムなど、さまざまな時間帯のスカイツリー(R)が楽しめる。 OMO3浅草(おも) by 星野リゾート。