ANAのコーポレートカラーのブルーと白を基調としている。右奥の小部屋が「ANA SUITE CHECK-IN」。手前に並んでいる縦型のマシンは自動チェックイン機だ。 再オープン後は有人となるチェックインカウンター。手前のベルトコンベアに手荷物を置くと、地下に吸い込まれていく。 無人の全自動手荷物預け機。フロアの入り口側にある自動チェックイン機でチェックインを済ませた後に、搭乗客自身がタッチパネルを操作して手荷物を預けることができる。 後ろから見た手荷物預け機。機内預け手荷物がここから地下に吸い込まれ、床下のベルトコンベアで運ばれていく。高速列車の先頭のような形だ。 こちらがファーストクラス搭乗客とANAのダイヤモンドステイタスを持っている搭乗客のみが利用できる「ANA SUITE CHECK-IN」。 「ANA SUITE CHECK-IN」のチェックインカウンター。再稼働時は有人で、赤いじゅうたんはなくなっている。 2階部分の天井は、雲をイメージしてデザインされた。ここから冒頭の写真のようにフロア全体を見渡すことができる。 開放感のあるソファ席。クッションの配色がANAらしいブルー系。 ラウンジのレセプションで受付を済ませると、右にあるのが「ANA SUITE LOUNGE」。エントランスは日本庭園の竹林を模しており、旅館の離れに行くイメージ。 落ち着いた色調のソファ席。 テーブル席は、コーヒーやカクテルを楽しんだり、パソコンを使ったりするのにおすすめだ。 バーカウンターでは、オリジナルカクテルをはじめとするアルコール類、カフェメニューを提供。こちらのオリジナルカクテル「Inspiration」は、シャンパンの泡立ちで『ひらめき』を、2層のブルーラインでANAのコーポレートカラーのトリトンブルーとモヒカンブルーを表現している。 プライバシーを確保しながら静かに過ごすことができる半個室。ヘッドホンを使ってテレビを観ることもできる。 リクライニングチェアは5台。ゆっくりくつろぎたいならこちらがおすすめ。 長時間のトランジットや、国内線からの乗り継ぎなどで時間があるなら、毛布を借りてベッドで横になるのもいい。こちらは6台。 階下のダイニングスペース。壁側のカウンターには、アペタイザーやおにぎり、いなり寿司もあるが、アラカルトメニューから選べばシェフが料理を作ってくれる。 ラウンジシェフ特製クロックムッシュを調理するシェフ。厚めのパンがふわふわでおいしい。 手前がラウンジシェフ特製クロックムッシュ。時計回りに、赤魚粕漬け焼きセット、鮨セット、ハンバーグセット。季節、時間帯によってメニューが変わる。オーダーは「お食事オーダーシステム」かヌードルバーで。 シャワーを浴びたい場合は、ANAアプリか、エントランス横にあるこちらのマシンで予約を。10室のうち1室はハンディキャップのある方にも使いやすいユニバーサルデザインになっている。 モニターは43インチの特大サイズ。足もとのスペースも広い。 記者発表はハンガー(格納庫)で行われた。間近で見るB777-300ER機は大迫力! ファーストクラスの席数はどの機体も8席のみ。カーペットの色・素材は、日本の大地や家庭の温かさをイメージしている。 新型シート“THE Suite”はドアがあるのでプライベート感が増した。ドアは日本の引き戸をイメージしている。 専有スペースには過剰な装飾がなく、広々としている。窓から外を眺めやすくなった。 液晶モニター付きのリモコンもスッキリ収納されている。シートのリクライニング、前後移動の調整もワンタッチだ。 寝返りを打てるくらい広いフルフラットシートは、もはやベッド! こだわりの寝具が上質な眠りを約束してくれる。 アメニティポーチは、スーツケースが人気の「グローブ・トロッター」。中には資生堂「ザ・ギンザ」のスキンケア用品、歯ブラシセット、アイマスク、イヤプラグが入っている。他に、スリッパと靴ベラ、リラクシングウエアが揃う。カーディガン以外は持ち帰り可だ。アメニティの内容、仕様は、2019年取材時のもの。 機内食の一例、瓢亭が監修した和食。実際の機内では、前菜から一皿ずつサービスされる。写真:ANA提供