東京の有名レストランも取り寄せる名取のセリなど、美味が勢揃いする「マルシェ リアン」。 温泉施設とショップが入居する温泉棟。屋上は展望台になっていて、青々とした仙台湾を見晴らすことができます。 農家直送の野菜やフルーツ、シャルキュトリーやスイーツ、お酒など、“宮城のおいしい”が集結する「マルシェ リアン」。 左から、塩竈の藻塩を使った「燻製工房おが太朗」の燻製ミックスナッツ450円、イシノマキファーム「泉ヶ岳エール」(現在は「巻風エール」700円を発売中)、鳴子温泉ブルワリー「高原ラガー瓶」616円、クラフトビールのブラックタイドブリューイング「KESENNUMA PRIDE」(現在は店頭に無し)、三陸の海の幸を瓶詰した岡清「女川(おながわ)アヒージョ」ほたて864円、ほや972円、気仙沼の酒蔵・角星の「ホヤぼーや」385円、ゆるキャラのワンカップなど、お酒もつまみも充実。 左から、丸荒「三陸炊き込みご飯の素シリーズ」各1,080円、牡蠣やサバ、銀鮭など三陸の海の幸をパックした「石巻金華茶漬けシリーズ」734~864円、よっちゃん農場の「よっちゃんなんばん」523円、ごはんのおとも「しいたけ醬油麹(ピーマン入り)辛口」464円。地元っ子が愛するご当地調味料、仙台味噌とごまを使ったかりんとう「ごまチョリ」356円など、おみやげにしたくなるアイテムがたくさん。 「Antler Crafts-牡鹿の角と手のわざ」の鹿肉を、「KURKKU FIELDS」の岡田修シェフが仕立てたシャルキュトリー4種。牡蠣の旨みがジビエを引き立てる「鹿肉と牡蠣の生ソーセージ」2本入り 660円、ワイルドな旨みと噛み応えの「鹿のワイルドハンバーグ」100g 680円など、力強い山の滋味が味わえます。 「ショップ」ではアクアイグニスのレストランを監修するシェフ3人がプロデュースした商品も販売しています。 「笠庵」のおまかせご膳 3,500円。そのほかに、日高見牛のひつまぶしや宮城県産の森林鶏、三陸産の海鮮など、宮城の旬が一堂に会します。お米の聖地と呼ばれる宮城県産の「ひとめぼれ」を炊いたご飯や仙台赤味噌の味噌汁もほっとするおいしさです。 眺めのいいカウンター席や個室もある、ゆったりとした造りの「笠庵」。飾り棚にはかわいい和食器が並びます。 「コンフィチュール アッシュ」のジャム、苺 980円。甘さ控えめで、まるで生のイチゴを食べているようなフレッシュ感。抹茶のジャム 880円と一緒にお土産にどうぞ。 数量限定の和三盆ショート 900円/イートイン 916円(左)、宮城県産イチゴを使ったセゾンドガトー 580円/イートイン 590円(右)など生ケーキも豊富に揃う「コンフィチュール アッシュ」。カフェには仙台箪笥などを配した個室(1,000円/2時間)もあります。 石巻産の銀鮭を使ったサーモンマリネや自家製イクラ、蔵王ハーブをジャガイモのパンケーキに合わせた前菜・銀鮭のブリニ。宮城県産の魚介を中心に東北の旬魚がいただける「グリーチネ」のコースは、ランチ 2,500円(4品)~、ディナー 3,500円(5品)~。 光がたっぷりふりそそぐ開放的な内湯。人がたくさんいる時間帯でも、あまり混みあった感じがしません。 海からの風がほてった体に気持ちいい外風呂(露天風呂)。休憩用の椅子もあるので、クールダウンにぴったり。 休憩スペースは、約500冊の本に囲まれたライブラリーカフェ。ごろんと寝転がって本を読むのもいいし、ドリンクで喉をうるおしてもいい。 自宅前の畑で作業する藤田承紀さん。仙台ならではの農作業を大先輩であるおばあちゃんに教わっているそうです。 東北の冬の寒さにあたってぐんぐん甘みを増す白菜など、葉野菜のおいしさは特筆もの。 収穫した人参は、畑の土の中に埋めて食べるときまで貯蔵します。藤田さん曰く「畑は天然の冷蔵庫。甘みも増していきますね」 キンと冷えたきれいな空気と水、冬の宮城が育んだ野菜は、みずみずしい葉をのばし、見るからに元気そうです。 「寒い土地なので、タイムも緑色にならず、赤っぽく育つ」と藤田さん。 納屋の軒先には、雪がふる前に収穫した玉ねぎやニンニクが食卓にのぼる順番を待っています。 築100年の納屋の2階が藤田さんのアトリエ。木材や金属を切るなど、大きな音を出しても近所迷惑になりません。 真鍮(しんちゅう)の食器や木工雑貨、ペーパーコードのスツールなど、自作のアイテムが所狭しと並びます。真鍮のワークショップは仙台市内で不定期で開催。 藤田承紀さん。