【相談】離れて暮らす両親のもとに戻るべきか

【お悩み】
遠方に離れて暮らす両親に少しずつ健康問題が出てきました。電話で同じ話を何度も繰り返し、認知症の初期かもと感じることもあります。私は独身、東京でひとり暮らしですが、すでに生活基盤ができています。仕事も充実していて、趣味の推し活仲間もいるので、両親のこと以外に住まいを移す理由はないのです。でも、今すぐにではないにしろ、それを捨てて実家に戻ったほうがいいのかと度々考えてしまいます。(45歳・女性・ジン一択)

 この方も40代なんですね。僕は独り身で、親になったことがないので想像でしかありませんが、もし僕が親だったら、子どもの幸せを優先したいと思います。だから「放っておけばいい」というのではなく、今の生活を捨てる必要はないのではないかと。

 経済的な問題も関わってきますので、それが可能かどうかは難しい判断になると思います。経済的なことがクリアになるのであれば、両親を気にかける方法を考えつつ、ご自身のことも大切にしてほしい。少なくとも、今の生活を捨てるというのは考えないほうがいいと思います。

 僕は紆余曲折を経て今は母と同居はしておらず、歩いて5分くらいの場所に住んでもらっています。相談者の方もひとりで悩まず、まずはご両親とお話してみるのが一番ではないでしょうか。

 もしかしたら、戻ってきてほしくないと思われている可能性もありますよね。子どもの世話になりたくない、施設に入りたいと思っているかもしれない。それはご両親の選択であり、ご両親の自由。本心で自分がどうしたいかを踏まえて、ご両親と向き合ってください。

尾上松也(おのえ・まつや)

歌舞伎俳優。1985年東京都生まれ。90年『伽羅先代萩』の鶴千代役で初舞台を踏む。近年は立役として古典の大役に挑みつつ、歌舞伎『刀剣乱舞』などの新作で主演を務める。映画やドラマなどの映像作品、舞台でも活躍中。

衣装クレジット

ジャケット 69,300円、シャツ 60,500円、パンツ 37,400円/すべてサイト(ヨウジヤマモト プレスルーム)

映画『八つ墓村』

シリーズ累計発行部数5,500万部突破のミステリーの金字塔、巨匠・横溝正史の同名小説を完全新作映画化。大学生・辰弥が名探偵・金田一耕助(尾上松也)に誘われ「八つ墓村」を訪れる。誰も知らない“八つ墓”に封印されたルーツと怨念の記憶が今呼び起こされる!


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