アウトドアシューズがレザーのエレガンスをまとったら。
そんなイメージを形にしたのが、米・ポートランド生まれのアウトドア・フットウェアブランド・キーン(KEEN)が発表した限定コレクション“ノクターナル パック(Nocturnal Pack)”だ。同コレクションでは、ブランドを象徴するスタイルにクラシックなシューズの要素を掛け合わせ、オールブラックのレザーで再構築。ローファーとオックスフォード、ダービーの3種類をそろえた。キーン公式オンラインストアと一部店舗を除く直営店、各取り扱い店舗で、8月20日に発売する。
ローンチに先駆けてキーンは京都・西陣の新鋭セレクトショップ、スタクタイル(STACTILE)でポップアップを開催。8月9日までの期間、店内のスペースでフルラインアップを展示する。
限定コレクションでも受け継がれた、環境に配慮した素材と製法
キーンは、昨年秋に発表した“ユニーク ローファー ダブルケー(UNEEK Loafer WK)”で、アウトドアの機能性とフォーマルなシーンにも馴染むデザインを両立した、新たなシューズ像を提示した。
“ノクターナル パック(Nocturnal Pack)”では、数量限定発売だった前作の好評を受けてラインアップを拡充。アウトドアと都市、機能と装いの境界を横断し、ビジネスからナイトアウトまで幅広く対応するコレクションへと進化させ、ブランドとして新境地に踏み込んだ。
使用したのは、ほどよい艶があるなめらかなプレミアムレザー。環境への配慮と倫理的な基準を満たす、LWG(レザーワーキンググループ)認定タンナーによる、本革のみを使用している。
“ユニーク ローファー(UNEEK Loafer)”は、定番の“ユニーク”のオリジナルソールを採用し、ローファーに仕立てた一足。アイコニックなアッパーのコードは、余りを最小限に抑えるために2本のみを使用し、手作業でつま先とつないだ。昨今のローファースニーカーの需要にも応える一足だ。
“ニューポート オックスフォード(Newport Oxford)”は、ブランドの原点“ニューポート”をベースにオックスフォードシューズのディテールを掛け合わせた。持ち前のぽってりとしたつま先のフォルムと開放感のあるアッパーを受け継ぎつつ、モードな雰囲気にアップデート。ミッドソールとアウトソールを一体化し剥がれにくくしたことで、長く愛せる構造は健在だ。
“ハイパーポート ダービー(Hyperport Derby)”は、“ニューポート”を軽量化・高クッション化した、“ハイパーポート”にダービーシューズの意匠を取り入れた。直線的なラインを描くシャープなアッパーと、アウトドアブランドらしい無骨なソールのコントラストが目を引く。
キャンペーンビジュアルは、京都・西陣の街を舞台に写真家・鈴木親が撮り下ろしたものだ。日本的な美意識を反映したクリエイティブは、グローバル展開する。
キーンは今後、カラーや素材にもバリエーションを持たせ、多様なシーンに対応するシューズのコレクションを発展させる予定。アウトドアシーンを邁進し地位を築いたキーンが、次にどんなシューズを打ち出すのか、楽しみだ。
