以前よりも、自分のことが好きになりました
以前よりも、自分のことが好きになりました。
先ほどもお話ししたとおり、もともとはすごく心配性で、何かをやるかやらないかで悩むことも多かったのですが、思い切って韓国に来てみたら人生が大きく変わりました。その経験があるので、今は何事に対しても「まずはやってみよう」というマインドになりました。もちろん東京は今でも大好きですし、友人にも頻繁に会いたいと思います。ただ、あのまま東京に居続けていたら、ここまで自分は変わっていなかったかもしれません。
きれいごとみたいですが、今のほうが自分らしいなと思えますし、以前よりも人生を楽しめている気がします。
――素敵ですね! これから韓国でやってみたいことはありますか?
まずは韓国国内をもっと旅行してみたいです。まだ地方にはあまり行けていないので、いろいろな地域を巡ってみたいですね。それから、韓国の歴史についてももっと勉強したいです。せっかく住んでいる国なので、文化や社会の背景も含めて理解を深めたいと思っています。
韓国での生活も3年目に入り、だいぶ落ち着いてきたのですが、新しい出会いは以前より減ってしまいました。移住したばかりの頃は、出かけた先で友人ができることもあったのですが、最近はそうした機会も少なくなっていて……。日本の友人に「あのお店知ってる?」と聞かれても、全然わからないんです(笑)。
今年は、スポーツなどのコミュニティにも参加して、会社以外の場所で新しいネットワークをつくることを目標にしています。
――最後に、韓国への移住や転職を考えている人にメッセージをお願いします。
まずは「一度来てみてください」とお伝えしたいです。韓国に限らず海外生活には向き・不向きがありますし、実際に数年で日本へ帰る人もいます。でも、それも来てみたからこそ分かることですよね。
私自身、韓国に来ることで人生がどう変わるのか、当時はまったく想像していませんでした。だから、行くかどうかで悩んでいるなら、まずは一歩踏み出してみてほしいです。そのためにはまず、しっかりリサーチすること。それから、自分自身が何を好きで、何が得意なのかをしっかり理解しておくことも大切だと思います。
仕事は毎日のことです。いくら韓国が好きでも、仕事が合わなければ続けるのは難しい。だからこそ、自己分析をして、自分の強みや価値を言葉にできるようにしておくといいと思います。面接でも自信を持って伝えられますし、自分に何ができるのかを具体的に説明できるはずです。
また、「海外転職は20代じゃないと難しい」と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。ある程度の社会人経験があるからこそ評価される場面もありますし、企業側も即戦力として活躍できる人材を求めています。
必ず就職できると無責任に言うことはできませんが、やらなかった後悔より、挑戦した経験のほうが必ず自分の糧になると思います。どんな経験も、決して無駄にはなりませんから。私は今も、「やらない後悔より、やった後悔」と呪文のように唱えながら行動しています(笑)。
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文=河西みのり

