減らしたら、本当に好きなものが見えてきた

 クローゼットにお気に入りだけを残すと、自分の「好き」「大切にしていること」が、みるみる浮き彫りになりました。例えば、フリル。実はクローゼットの中にはいくつものフリルシャツがあったのですが、40代の頃は、甘すぎたりエレガントすぎたりする気がしてあまりしっくりこなかったんです。でも、60代の私にはいい感じに甘さや上品さを加えてくれる存在。服の見直しで魅力を再発見した今、フリルが大好きです。

 素材ならリネン。涼しくて着ていて気持ちいいし、アイロンがけなしでも着られてラク。ワンピースやシャツもフル稼働中です。服を減らすと自分に似合う色がわかってきて、その過程で好きになったのがエクリュカラー。最近は、この色のアイテムが増えています。

 好きなテイストのアイテムは、コーディネートのアイデアも次々と浮かんできます。だから、一見、似たようなものもあるのだけど、増えても眠らせることはないです。

山岡まさえ

50代後半ではじめたSNSで、日々の暮らしや「60代の1週間コーディネート」などを発信。フォロワー20万人以上に(2026年3月現在)。雑誌や講演などでも活躍。60代ライフスタイルブランド 「DIGNITY」や、一般社団法人日本グルーデコ協会を主宰。「グルー継ぎ®」「グルーデコ®」というハンドメイドの技法の普及や講師育成も行っている。

『60歳、服を7割手放して「 ときめく暮らし」がはじまった』

定価 1,650円(税込)
Gakken
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