深夜までゲームしながらスナック菓子にアイスが日常。そんな毎日を過ごしていた“ダイエットおばちゃんねる”さん(52歳)は、50歳のときに健康診断で「生活習慣病」を告げられてしまいダイエットを決意。体重82.2kgから、1年7カ月で-33.4kgを実現したダイエット方法を綴った『52歳、-33kg。「歩く・食べる・やめる」で体が変わる 代謝リセットダイエット』より、記事を一部抜粋してお届けします。

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甘いものがやめられない「体のしくみ」

 私の過去のダイエットがうまくいかなかった理由のひとつに「甘いものがやめられない」ことがありました。

 本気でダイエットに取り組む前までは、毎晩、夕食のあとにお菓子やアイスを食べるのが習慣になっていました。「甘いものは食べたら太るし甘いものの食べすぎは体によくないんだろうな~」と、頭ではわかっていても、どうしても控えることができなかったのです。

 そのたびに、やはり「私はなんて意志が弱いんだ」と落ち込んでいたのです。でも、甘いものがやめられない理由も、意志の弱さではなく、体のしくみにありました。

 砂糖の甘さを口にして脳が甘さを認識すると、「報酬系」というシステムが活性化され、幸せホルモンと言われる「ドーパミン」が分泌されます。すると「おいしい~幸せ~」と感じ、「甘いもの=快楽」となります。さらに、「砂糖をとれば、またこのおいしさと幸せを感じることができる!」と脳が学習します。

 甘いものは、一瞬の幸せをもたらすだけでなく、「砂糖を食べれば快楽という報酬が得られる!」ということまで脳に記憶させるのです。だから、甘いものを食べ始めると「やめたくてもまた食べたい」といった状況になってしまうわけです。

 さらに、82.2kgのころの私は加工食品をよくとっていました。しかし、減量をしながら勉強するうちに、加工食品には砂糖を使っているものがとても多いことを知りました。甘いものに加えて加工食品からもとることでどんどん砂糖のとりこになっていたのです。

 今思えば、あの時の私は、完全に糖質依存だったと思います。そして、このことに気づけたことが「甘いものをやめる」大きなきっかけになったのです。

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