みなさん、こんにちは。マッハの速さで年末を迎えつつありますが、2025年もプチプラコスメを楽しんで使われたでしょうか?

 今年はこの連載「大人がうっとり 優秀プチプラコスメ」で、掲載アイテムの価格の上限を税抜2,500円にさせていただきました。そのくらい全体的な物価高の傾向が止まらず、プチプラコスメのプチプラたるメリットを心から実感できるコスメでないと……、と悩みながら、独断と偏見でセレクトした2025年のマイベスト10をご紹介します。

 7個目は、皆のデイリースキンケアの味方、なめらか本舗です。

#01「Pyt」
#02「dr365」
#03「ミュアイス」
#04「ミティア オーガニック」
#05「乾燥さん」
#06「エナモル」


#07 サナ なめらか本舗 モイストエッセンスマスク NC

まるで“豆乳の美容液”のような贅沢シートマスク

 なめらか本舗はもう説明の必要がないくらい、質のよいプチプラコスメの代表的ブランドとして定着していると思います。

 たとえそこまで美容好きではない人でも、あの和風な「豆乳イソフラボン」という文字をドラッグストアなどの店頭で見ているはず。

 筆者も洗顔料も化粧水も乳液も、長年たくさんお世話になってきました。2024年のベストプチプラコスメには、“ビタミンC配合シリーズ”を選んだことも。なので、そんなに毎年超優秀なものを出し続けるのも大変よね、と思っていたのですが、今年もまた出してくれました!

 今年の3月に発売されたのは、2種類のシートマスク。「あれ? なめらか本舗のシートマスクってすでにあったのでは?」と思う方、正解です。

 もともとシートマスクが4種類あるのですが、今回は7枚入り・1週間分サイズで、攻めるケアの「浸りマスク」と、集中うるおいケアのための「包みマスク」という2種類が発売されたんです。

 筆者は基本的には乾燥肌のため、こういう2種類があった場合、やはりどうしてもうるおいに特化している方に魅かれてしまいます。

 今回も「包みマスク」から試してみて、あっという間に魅力に取りつかれました。筆者の場合は、1回でもちもちツヤツヤな肌を実感でき、またシートの柔らかさやたっぷりの液にまさに包まれる感覚が、とても気持ちよかったからです。

 コレは、このブランドならではの高純度豆乳イソフラボンが贅沢に配合された、まるで豆乳の美容液のようなシートマスク。

 高純度豆乳イソフラボンと豆乳発酵液だけでも保湿の働きを持っているのですが、このマスクにはさらに、3種のセラミドを配合したカプセル型セラミドや、パンテノールなどの、肌を潤いで満たす保湿成分も一緒に配合されているのです。

 最初に説明を伺った時には、ど、どんだけ……! と嬉しい驚きが。

 そこにさらに追い打ちをかけるように(悪い意味ではなく)、肌を整えるための成分として、グリチルリチン酸2Kとアラントインという、ゆらぎやすい肌にも優しく使える嬉しい成分まで入っている! 嬉しすぎる! とひとり興奮しました。

 PRの長谷野杏奈さんに愛用者の声を伺うと、「若年層を想定して開発していましたが、実際は非常に幅広い年代の方に手にとっていただき、乾燥・肌荒れ対策としてご愛用いただいています。中にはお風呂中のパックとして使われている方もいらっしゃいます」ということでした。

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