極秘実験で特殊能力を与えられた若者が繰り広げる戦いを描いた本多孝好の小説を映画化した『ストレイヤーズ・クロニクル』。この作品で超高速移動の特殊能力を持つ隆二を演じ、岡田将生、染谷将太らと共演した瀬戸利樹。笑顔がキュートな元野球少年を直撃!

甲子園を目指していた野球少年がスカウトされる

――幼少時代から野球をされていた瀬戸さんですが、やはり将来の夢は野球選手だったのですか? また、野球を始めるきっかけは何だったのでしょうか?

 じつは野球を始めるまではサッカーをやっていたんですが、どうやらサッカーの才能はなかったようです(笑)。それで地元の少年野球チームに入っていた幼馴染に誘われて、野球を始めました。生まれた場所が東北なので球団は楽天のファンなのですけど、上原(浩治)選手の大ファンだったこともあり、巨人戦を東京ドームによく見に行っていました。サインボールや、下敷きを買ったり、(TVゲームの)「実況パワフルプロ野球」も上原投手でプレイするぐらい好きでしたね。野球は小1から高2までやっていて、その頃の夢は甲子園に行ってプロ野球選手になることでした。僕の高校にも野球部はあったのですが、廃部ギリギリの人数しかいなくて、地元の草野球チームに入ってプレイをしていました。

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――その後、読者モデルとして活動されますが、その経緯を教えてください。

 高2のとき、女の子の友達から(ファッションイベントの)「GirlsAward」のチケットをもらって、男友達2人で観に行って、その帰り道に渋谷で美容室のカットモデルとしてスカウトされました。初めて声をかけられたので、ちょっとアヤしいな、と思ったんですけれど、声をかけてくれたアシスタントの女性が可愛かったので……(笑)。

2015.06.26(金)
文=くれい響
撮影=中井菜央