関久美さん
33歳/(株)リトル・ママ勤務
URL http://tokyo.l-ma.jp/
3歳の息子さんと、ご主人の3人暮らし。
小柄な身体にショートカットがよく似合う関さんは、今の会社に勤め始めて丸2年と2カ月。より責任のある仕事を任されるようになり、充実した毎日を過ごしている。
朝時間でゆとりのスケジュールを
関さんは、前の職場の時に妊娠・出産を経験した。7カ月の育休を取得し、3カ月たったときには「ああ、仕事復帰まであと4カ月もあるのか…」と指折り数えるほどお仕事大好き人間だった関さん。ところが、リーマンショックのあおりを受け予定通り復帰はできず、転職を余儀なくされてしまう。
しかし、幸運なことに、育児支援をしている(株)リトル・ママの正社員として採用された。(株)リトル・ママは、正社員でも時短勤務が可能なので、現在はむしろ働きやすい職場に満足を感じているとのこと。
終業は4時15分。他社員に比べ就業時間が短いけれども、その分電車での移動時間も無駄にはしないという。赤ちゃんグッズのプロモーション、ママの声を生かした企画など、自分の日常生活をどう仕事に生かせるかを電車の中で考えている。逆に、仕事で得られた情報を日常生活に還元することも忘れない。「イベント情報、オススメグッズ、遊び場、子育ての悩み。全部仕事から情報を得ています!」とにっこり。
「家にいる時間は短いので、家事時間はなるべく短縮。週末と火曜の生協の配達日には、食事の下ごしらえをまとめて行ないます。野菜を洗う、切る、蒸す、冷凍する、多めに作り、お弁当の分まで確保! など、まとめて行なっておけば、他の日は出してササッと用意するだけでOKです」。これで、おなかのすいた坊やを待たせる心配もなし。
そして、掃除はルンバにお任せ!「掃除機をかけなければ…というストレスから解放され、掃除にかけていた時間もゲットできました」
一方で忙しい中にもゆとりを忘れないことがモットー。関さんのゆとり時間まわし術のコツは“1週間スケジュール法”。毎日すべての時間をスケジュールでぎちぎちにしてしまうのではなく、平日5日間の朝時間を上手にやりくりしていく方法。
起きた時間や子どもの機嫌によって、関さんが朝自由に使える時間は1時間~1時間半。「使える時間に合わせ、ヨガ、英語の勉強、自分のお弁当作り、夜だけでは足りない洗濯、ネットで食料品の発注などを割り振っていきます」
結果的に週に300分~450分という貴重な時間を、家事の補足や、自分の趣味の時間に当てることができているのだそう。毎日必ずやろうと思うと続かないけれども、使える時間によって自由にレイアウトするやり方であれば、飽きることなく楽しく使えそう!
“仕事も家事も無駄なく楽しく”が関流子育てと仕事両立の秘訣だ。
Column
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2011.10.21(金)
text&photographs:LITTLE MAMA