1988年、タイのプーケット島に開かれたアマンプリからアマンの歴史は始まる。それはブランドの理念を結晶させたリゾートだった。自然と共生するランドスケープは劇的で、敷地内に地元の文化を尊ぶデザインが行き渡る。戸数を抑えたヴィラはプライベート性が高く、優美。邸宅に招かれたような寛ぎを生み出すホスピタリティも秀逸。ラグジュアリーな非日常を体験させるスタイルは「アジアンリゾートに革命を起こした」とまで絶賛された。

 その後、アマンはアジアのみならず、世界中で革新的なリゾートを展開。「旅のブームを生むブランド」と注目を浴び続けている。なかでも、27軒目となる最新の東京は話題の的。都市をランドスケープとした次世代型アマンが、ここに誕生したのだ。

 今回は、アマンが提供する極上のサービスとファシリティをご紹介。

» 第1回 都市で表現されたアマンの美学とは?
» 第2回 人力車によるショートトリップも用意!

ゲストの理想をかなえる楽園の包容力

ガーデンレセプションの縁側を通り、ウェルカムティを運ぶスタッフ。

 リゾートと都市型ホテルの美点を合わせ持ち、パーソナルなサービスに努めるアマン東京は、あらゆるシーンに応えてみせる。ひとときでも、長い滞在でも、もたらされる安らぎ。シングルのゲストへの対応も手厚い。

ライブラリー。

2015.02.10(火)
文=上保雅美
撮影=橋本篤

CREA 2015年3月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

東京ひとりガイド

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定価780円